第弐拾弐話 強面さんside ページ24
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御館様にこの前言われたことを思い出しまじまじと目の前にいる女を眺めてみる
鬼殺隊の服に腰には日輪刀もさげてやがる
日輪刀を持っているということは少なくとも鬼殺隊の
...........呼吸は使えるのだろうか
そもそもこいつは危険ではないのか
記憶喪失だって血鬼術によるものの可能性がある
だから柱の元で預かっているという所もあるのだろう
不思議と目の前にいる女に興味が湧く
.........あの冨岡が(失礼)懐いたのだ(?)
何か惹かれるところでもあるのだろうか
...........いやこいつからは何も
気配が人間の気配でも鬼の気配でもない
故意に隠しているのかはたまた無意識か
それとも___
..............こいつと話がしてみたい
そう思って甘味処に連れていくことにした
甘味処の方が話しやすいだろう
だが、女.....Aはオロオロしているばかりで
思わず舌打ちをしてしまった
やべ、やっちまった←
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甘味処に着き、適当に座らせて物を頼ませる
最初は遠慮していたが、俺が頼めと言い見る(睨んでます)と大人しく頼んだ(無意識の圧力)
「で、お前は何者なんだァ?」
そう問うとAは驚いたような顔をする
少し考える素振りを見せたあと、ポツポツと話し出した
____何となく理解した
うそ、はついてなさそうだ
普段はこんな話信じるなんてしないがこいつは大丈夫だと何となく思った
甘味が運ばれてきて、食べろ、と促す
『お、おいしい........!!』
「だろォ....ここの甘味はうめェんだァ」
俺も運ばれてきたものを食べながら言う
するとAは目をぱちくりとさせている
............なんだァ?
『強面さん、おはぎ好きなんですね.....なんか意外...』
「はァ!?わりいかよ!?つーか誰が強面さんだ!俺は不死川実弥だァ!!」
『えっいえ!別にバカにした訳じゃなくて.....っていうか、名前教えてくれなかったのそっちじゃないですか!!』
と言い返してくるA
なかなか度胸あるなァ?
『........ありがとうございます、不死川さん、最初はすっっっっごく怖かったけど本当は優しいんですね...私料理できるので良ければ今度お礼におはぎ作りますね!』
ニコリと笑う彼女
........あァ、冨岡が懐く(おい)理由がわかった気がする
優しい、笑顔だ
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ヒヨコマメ(プロフ) - 三└(┐卍ロ-ロ)卍ナノダヨォォォォォォォォォさん» ありがとうございますッッ!頑張ります((おい更新停止(( (2020年6月16日 8時) (レス) id: e0e3b2ec8d (このIDを非表示/違反報告)
三└(┐卍ロ-ロ)卍ナノダヨォォォォォォォォォ - もうちょっとで☆100ですね!!頑張って下さい!!(99にした人&下を真似た(?)人) (2020年6月14日 1時) (レス) id: fbbdaadda5 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコマメ(プロフ) - こみこみ先生さん» シグシグですね、ええ、分かってますよ←←←。ありがとうございます( ˇωˇ )頑張りますねwwww (2020年4月14日 22時) (レス) id: e0e3b2ec8d (このIDを非表示/違反報告)
こみこみ先生 - もうちょっとで☆100ですね!!頑張って下さい!!(98にした人)← (2020年4月14日 21時) (レス) id: 13505d2199 (このIDを非表示/違反報告)
ヒヨコマメ(プロフ) - 嗚呼さん» 了解です。指摘ありがとうございます。 (2020年4月11日 3時) (レス) id: e0e3b2ec8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒヨコマメ | 作成日時:2019年10月22日 14時