目覚めたら隣で男が寝てました【鬼滅の刃】

朝10 ページ10

。


『はぁ...はぁ...』


速い。想像以上に動きが早すぎる。
私じゃ追いつかない。遊ばれている感覚がする。


鬼舞辻「何だ、もうおしまいか？柱も大したことは無いな」


『おしまい？私は夜はとてもよく喋るしとても動けるの』


鬼舞辻「ほぅ...ならば早く私を倒してみるがいい」




鬼舞辻は避けてばかりで攻撃をしてこない。
それは何故なのかは分からないがこちらとしてはありがたい。

しかし、私の体力ももう持たない。
力を振り絞り、一番強い技をかました。



鬼舞辻「中々な、技だな」



しかし私の愛刀は床に突き刺さっており、鬼舞辻の目の前で私は膝を崩した。
これ程までに強いのか。


鬼舞辻「さて、可愛がってやろう」


立ち上がることも出来ないまま私は鬼舞辻に、布団まで運ばれた。
帯を外され、徐々に脱がされていく着物。
抵抗する力もなく睨みつけるだけで精一杯。



『た......けて...ぇ』


鬼舞辻「可愛い顔もできるじゃないか。そそる。お前を優しく抱いてやるから安心しろ」



接吻をし、鬼舞辻も服を脱ぎ始めたその時だ。



冨岡「すまない。遅くなった」


『ぎ、ゅぅさ、ん？』



涙を流しながら私は声のする扉の方を見た。
そこには、急いできたかのように息を切らして立っている義勇さんがいた。


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炎柱の継子は恥ずかしがり屋

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