目覚めたら隣で男が寝てました【鬼滅の刃】

朝7 ページ7

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義勇さんとのお散歩は終わり、屋敷に帰ることにした。



『義勇さん、』


冨岡「無理だ」


『まだ、何も言って、ない』


冨岡「だいたい流れでわかる」


『義勇さん、流れ読めたの？空気は、読めないの、に』


冨岡「サラッと傷つく言葉を言うよな」


『今日だけ、お願い。泊めて』



義勇さんは、「ほらやっぱり」みたいな顔をした。
天然な義勇さんでも分かるんだ。



冨岡「あのな。流石に無理だ。気持ちは分かるけど」


『怖くて寝れない。また起きたら隣にいたらって思うと』


冨岡「胡蝶や甘露寺のとこに行け。それか嫁がいる宇髄とか」


『胡蝶さん、苦手。甘露寺さん好きだけど迷惑かけられない。宇髄さんは...眩しい』


冨岡「胡蝶の理由は何となくわかったけど、残りの2人の行きたくない理由がわからん」


『いいの！義勇さんがいいの！！』


冨岡「いきなり今年1番の大声を出すな！！」



義勇さんの大声にビクッとした。
確かに今のは今年1番の大声だと思う。



冨岡「す、すまない。でもダメなものはダメだ」


『・・・ならいい。』


冨岡「分かれば『野宿する』っておい」


冨岡「わかった。今日だけだ。今日だけだからな」


『義勇さん、ありがとう』

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