目覚めたら隣で男が寝てました【鬼滅の刃】

朝17 ページ17

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夜は長い。
鬼舞辻無惨は、決着をつけに来たのだ。
日が昇るまでに。


冨岡「はぁ、はぁ、、、」


義勇さんの息がもう既に切れかけている。
強い。思っていた以上にやっぱり強い。
私と義勇さんだけで果たして倒せるのだろうか？





冨岡「考えるな。動け」


『ごめん、なさい』




そうだ。考えると脳を使う。
面倒臭い。


私は面倒臭いのが嫌い。
ならば考える事を放棄しよう。




『夜の呼吸、参ノ形、流星群』



見えない速度で流星群見たく、何十連と刃を振るう。
しかし、鬼舞辻無惨はほぼ無傷と言っていいだろう。



鬼舞辻「・・・私の顔に傷をつけたな？小娘」


『綺麗な顔ズッタズタにしてあげてもいいよ。今日の私は強い。寝たから』


鬼舞辻「ならばズタズタにされる前に、お前を手に入れるまでだ」



ニヤッと笑う鬼舞辻無惨にゾッとした。
ヤバい。かなりやばい。
多分これ以上に強くなる。



冨岡「俺が時間を稼ぐ。鎹烏に伝言をたのめ！！」


『わ、分かった』




私は鎹烏に伝言を言い伝え、義勇さんの所に戻ると、義勇さんは、倒れていた。



『義勇さん！！』


鬼舞辻「欲しいのか？この男」


『返して。私の、私の義勇さん』


鬼舞辻「生きて返して欲しければ、私と寝ろ。さすればこの男は返してやろう。治療して」

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