君が欲しい2【菅田将暉】 (ページ13)

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俺と君62 ページ13

꙳★*ﾟ

その後、私達は京都の街を歩く。

菅田「ごめんな。俺が離れたから」

『とんでもない！私がもっとちゃんとしていれば良かったんです』

菅田「怖かったやろ？」

『はい...でも、将暉さんが助けに来てくれてとても嬉しかったです！』

京都の街中だと言うのに堂々と将暉さんは、私を抱きしめて、「良かった...良かった」と言った。
本気で心配してくれていたことが分かる。

新年早々、色々なことがあったけどいい思い出ができた。

『将暉さん。京都タワーに行きましょ！夜景見ましょ！』

菅田「Aちゃんの仰せのままに」

私から手を繋ぎ将暉さんを引っ張る。
京都タワーにつき、夜景を眺める。
観光客で賑わっており、中々外が見れない。

『すごい人ですね...考えてなかったです』

菅田「まぁ、しゃーない。でも、夜景は見れる。久々に来たけどええなぁ」

『私も久々に来ました』

菅田「男と？」

『違います！！修学旅行です！』

菅田「ごめんって、からかっただけや」

『そういう将暉は女性とですか？』

菅田「...女性って言ったら？」

『嫉妬します.....』

菅田「それは嬉しいなぁ。でも、友達ときただけやから」

ほっとする私がいた。
過去のことであろうがやはり気になるものだ。
私達は、今日帰る予定なので集合場所に戻ることとした。