君が欲しい2【菅田将暉】 (ページ15)

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俺と君64 ページ15

꙳★*ﾟ

"俺と結婚してください"

静かなさざ波の音と共に、言われた言葉。
自然と涙が出てきた。

『ぇ....ぁ....』

菅田「緊張し過ぎw俺の方が緊張してんのに」

『いきなりでビックリして、嬉しくて』

菅田「ほな、返事聞かせてやー」

私の心は既に決まっている。
好きな人からのプロポーズ。
受け取らないわけない。

『はい。お願いします！』

周りのスタッフさん達が拍手で、祝ってくれた。

そのまま将暉さんは、私の指に指輪をはめ、抱きしめてキスをする。
最高のシチュエーションで、最高のプロポーズ。

『幸せすぎて怖いです』

菅田「俺も」

撮影も無事に終了し、ホテルへと戻る。
スタッフさんから、「おめでとう」「いいな～」などとお祝いの言葉を沢山頂いた。

将暉さんは、準備がいいのか、婚姻届まで持ってきていた。

菅田「これで振られたら俺恥ずかしかった」

『有り得ませんよ！振るなんて』

菅田「ほんま？」

『だって、好きですから。将暉さんのこと』

照れて顔を逸らす。

菅田「癖は相変わらず治らんね。でも、可愛ええから好き。愛してるで」

『嬉しいです...そろそろ寝ましょ。明日朝早いですし』

菅田「せやな。自分の部屋に戻らなあかん」

将暉さんは、「おやすみ」と言って軽くキスをして部屋を出ていった。