猿が5匹 ページ5
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ゆっくりと目覚めると、袈裟を着た男の人が私をじっと見て待っていた。
それは先日助けた男の人で机の上には、久々にまともな食事が並んでいる。
「やぁ、目覚めたかい?」
『はい。今日はどのような入用で...』
「ココ最近君を待ってたんだけど、中々帰ってこないし帰ってきたと思ったら倒れるし、びっくりだよ。本題に入る前に、先に食べよう。食材は勝手に借りたよ」
『すみません。中々仕事が終わらなくて...お食事まで...いただきます』
夏油さんが作ってくれた食事は美味しかったし、何ヶ月ぶりにこんなまともな食事を取ったのだろう。
食材だけは実家かから勝手に送られてきて、勿体ないほど残ってしまう。
『ご馳走様でした』
「じゃぁ、本題に入ろうか。私は先日の礼をしにきた。何か欲しいものはあるかな?」
『いえそんなにさ...私が勝手に助けただけなので...それより傷の方は大丈夫ですか?』
それだけがとても気になる。
「見てみるかい?」
『ぁ、ぃ、、いえ』
夏油さんは、クスリと笑った。
「君は本当に面白いね。前は私の裸体を見ても、無表情だったのに、見ると聞いたら照れるなんて...可愛いね」
耳元で呟かれた。
一気に顔が火照るのが自分でもわかる。
『からかわないでください...冗談が通じるほど頭が回りません』
「では、冗談ではないと言ったら?」
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髪フェチ。 - な、長い…(目次を見た感想。)頑張って読み終えたいなのです💕🙌 (2022年2月13日 21時) (レス) id: 36ddcc805a (このIDを非表示/違反報告)
あずき - 更新待っていました!面白いです、これからも応援しています(*´ω`*)☆! (2022年2月13日 18時) (レス) id: 82fcae23d7 (このIDを非表示/違反報告)
真柴白 - 続き期待して待ってます。 (2022年2月12日 16時) (レス) @page49 id: 16a3b8d68e (このIDを非表示/違反報告)
真柴白 - 基本的に、呪術廻戦のストーリーを読むと夏油傑に1番共感します。キャラで言うと、狗巻棘なんですが〜。傑の呪術師としてを人間(猿)と言う発言は、自分自身を保つ為の用語だと思ったし傑の気持ちは共感できるので、この作品は素の傑が戻って来て居る様な作品でした。 (2022年2月12日 16時) (レス) @page49 id: 16a3b8d68e (このIDを非表示/違反報告)
ガラシャ(プロフ) - 面白いです!!読んでいて幸せになりました有難うございますこらからも更新頑張って下さい!!応援してます (2022年1月30日 13時) (レス) @page48 id: 195258dcbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彙褪夜 | 作者ホームページ:https://twitter.com/izaya121225
作成日時:2021年3月21日 20時