猿が38匹 ページ38
。
食卓につき、傑さんが、菜々子ちゃん達に問いかける。
「で、どうなんだ？美々子、菜々子」
「「知ってました」」
「なんで言わなかったんだい？」
傑さんは2人に対しても少し怒っている。
箸を置き、鋭く睨みつける。
私のせいで2人がと思い、私が立ち上がった。
『2人は悪くないんです！私が言わないでって...』
「...そうか。私の事そんなに心配させたくない？」
『え＿＿＿＿＿』
「私は迷惑な存在かい？」
『違います！！』
「ならなんで言ったくれなかったんだ！！！」
初めて大きな声を出された。
初めて怒られた。
「夏油様！そんなに怒らなくても！！」
「黙っていなさい！」
ダメだ。私のせいで2人が...。
『言わなかった事は謝ります。ごめんなさい。でも』
「でもなんだい？いや、もうこの話しはやめにしよう。さ、早く食べ＿＿＿＿＿＿A？」
『ごめんなさい。ごめんなさい。ちょっと風に当たってきます...』
私はその場を出ていった。
悪いことをしたのはわかってる。
でも、いつもいつも心配ばかりかけさせたくない。
「はぁ...私は何を...」
「夏油様追いかけなくていいんですか？」
「今の私にそんな権利はない」
「夏油様の意気地無し！」
「菜々子？！」
「はは、そうかもね...」
「なんでAさんが言わなかったか分かりますか？Aさん、信者さんの事を思って言わなかったんです。夏油様に知らせたらその人がきっと嫌な目に合うからって！」
「自分が危ない時に人の心配を...私の愛してる人は凄いな...ここを片付けておいてくれ。追いかけてくる。今日の説法はなしだ！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1878人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
髪フェチ。 - な、長い…(目次を見た感想。)頑張って読み終えたいなのです💕🙌 (2022年2月13日 21時) (
レス) id: 36ddcc805a (このIDを非表示/違反報告)
あずき - 更新待っていました！面白いです、これからも応援しています(*´ω`*)☆！ (2022年2月13日 18時) (レス) id: 82fcae23d7 (このIDを非表示/違反報告)
真柴白 - 続き期待して待ってます。 (2022年2月12日 16時) (レス) @page49 id: 16a3b8d68e (このIDを非表示/違反報告)
真柴白 - 基本的に、呪術廻戦のストーリーを読むと夏油傑に１番共感します。キャラで言うと、狗巻棘なんですが〜。傑の呪術師としてを人間（猿）と言う発言は、自分自身を保つ為の用語だと思ったし傑の気持ちは共感できるので、この作品は素の傑が戻って来て居る様な作品でした。 (2022年2月12日 16時) (レス) @page49 id: 16a3b8d68e (このIDを非表示/違反報告)
ガラシャ(プロフ) - 面白いです！！読んでいて幸せになりました有難うございますこらからも更新頑張って下さい！！応援してます (2022年1月30日 13時) (レス) @page48 id: 195258dcbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：彙褪夜
| 作者ホームページ：https://twitter.com/izaya121225
作成日時：2021年3月21日 20時
