猿が32匹 ページ32
。
今の生活にだいぶ慣れてきて、自分にできることをやり始めた。
掃除やら家事やらしかできないけど、傑さんの役に立つために少しはいい彼女になれているだろうか?
傑さんは最近忙しそうにしている。目の下にはクマができており少し痩せた気がした。
『傑さん...』
「どうしたんだい?」
『お茶をお持ちしました』
「ありがとう。ほら、そんなとこに立ってないでこっちに来てくれるかい?」
手招きをしてくる傑さんの元へよる。
ギュッと抱きしめられ、傑さんが弱音を吐く。
「疲れた。Aちゃんとの時間がもっと欲しい」
「自分でなにもしないくせに見返りだけ求める猿共め」
そんな傑さんの背中を優しくポンポンとする。
「すまない...Aちゃんにすっごく甘えてしまったね...」
『大丈夫ですよ。でも、傑さん』
「なんだい?」
『少し痩せましたね。ちゃんと寝てますか?』
「Aちゃんに心配される日が来るとは。少し痩せたよ。でも、私は大丈夫...?!?!」
傑さんを押し倒してみた。
『私、傑さんの力になりたい。傑さんが私を救ってくれたみたいに。傑さん。私は頼りないかもですが、頼ってください』
「ねぇ、Aって呼び捨てで呼んでいいかい?」
『タイミング凄いですね...。いいですよ』
「A。私はここ数週間君不足だ。今この現状、男としての理性が保たれない。言っている意味分かるよね?」
そう言い、傑さんと私の体制が逆になった。
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髪フェチ。 - な、長い…(目次を見た感想。)頑張って読み終えたいなのです💕🙌 (2022年2月13日 21時) (レス) id: 36ddcc805a (このIDを非表示/違反報告)
あずき - 更新待っていました!面白いです、これからも応援しています(*´ω`*)☆! (2022年2月13日 18時) (レス) id: 82fcae23d7 (このIDを非表示/違反報告)
真柴白 - 続き期待して待ってます。 (2022年2月12日 16時) (レス) @page49 id: 16a3b8d68e (このIDを非表示/違反報告)
真柴白 - 基本的に、呪術廻戦のストーリーを読むと夏油傑に1番共感します。キャラで言うと、狗巻棘なんですが〜。傑の呪術師としてを人間(猿)と言う発言は、自分自身を保つ為の用語だと思ったし傑の気持ちは共感できるので、この作品は素の傑が戻って来て居る様な作品でした。 (2022年2月12日 16時) (レス) @page49 id: 16a3b8d68e (このIDを非表示/違反報告)
ガラシャ(プロフ) - 面白いです!!読んでいて幸せになりました有難うございますこらからも更新頑張って下さい!!応援してます (2022年1月30日 13時) (レス) @page48 id: 195258dcbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彙褪夜 | 作者ホームページ:https://twitter.com/izaya121225
作成日時:2021年3月21日 20時