×.Twentyfour ページ24
× × × 。
やっぱり私みたいな人間。
私はその日、家に帰らなかった。
将暉とであった公園の土管の中にいた。
涙が止まらない。
どこにも行き場がない。
家は帰れない。
『...また、一人ぼっち』
菅田「1人や、ない。やっと、見つけた」
息を切らしながら土管を覗き込んでいるのは将暉だった。
どうして?女の人は?
菅田「帰ってこんから、探したんやで」
『別に探さなくても良かった。どうせ私はいらない子』
菅田「何で?なんでそんなこと言うねん」
『だって!あの女の人誰?!新しい彼女ですよね?!可愛かったし、大人ぽっかたし、私なんかと全然...』
涙が止まらない。
菅田「女の人?あぁ、あの時か。あれはセールスマンの人。まぁ、言いよってこられたんやけどちゃんと彼女いるって断った」
『な、なんだ。私の勘違い...?』
菅田「でも、嫉妬してくれたんやろ?嬉しい。前まではなかったし、嬉しい」
私の早とちりだった。
買ったものを手に取り、私は土管から出た。
菅田「それ何?」
『その、時計です。前、将暉が欲しいだて言ってた...』
出して渡したらとても喜んでけれた。
菅田「嘘やん!でも、高かったやろ?バイト代だいぶ飛んでっちゃったんちゃう?」
『頑張りました。だってこのためにバイト頑張ってましたから』
と軽く微笑んだら、将暉からキスをされた。
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まい(プロフ) - こっちまでキュンキュンした!めっちゃ続き気になります!これからも頑張ってください!応援してます! (2019年6月4日 23時) (レス) id: 4aa243f549 (このIDを非表示/違反報告)
歌波 - はい神! (2019年5月2日 13時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彙褪夜 | 作者ホームページ:https://twitter.com/izaya121225
作成日時:2019年4月29日 18時