×.Twelve ページ12
× × × 。
『ぃ......』
菅田「ごめん!痛かった?」
『傷に少ししみただけです』
優しくやってくれる。
でも、頬にできた爪での傷は消毒液をつける度にしみる。
ペタと、大き目なのを貼って貰う。
菅田「A。俺、Aのことなんも知らへんからたくさん教えたくれる?」
『いいですよ。私も将暉のことたくさん教えて欲しいです。好きな食べ物とか好きな動物とか!たくさん、たくさん!』
菅田「ええで。沢山話そうな」
そっと私が怖がらないように、ゆっくりと頭を撫でてくれた。
人の温もりを初めて感じた瞬間だった。
菅田「せや、明日俺休みなんやわ。一緒に買い物に行かへん?ベットとか、鏡とか。女の子にはたくさん必要やからな」
『そんな、気を使わなくて大丈夫です』
菅田「だーめ。この家に住む以上、必要最低限なものは揃えるの。わがまま言ってええからな?」
『そんな歳じゃないですよ...』
菅田「24、やっけ?」
『はい』
菅田「俺と2つしか変わらへん。今日は寝よか。いろいろ疲れたやろうし。お肌に悪いからなぁ」
『優しいですね。将暉、ありがとうございます』
菅田「可愛すぎやろ」
ゆっくりとまた頭を撫でてくれた。
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まい(プロフ) - こっちまでキュンキュンした!めっちゃ続き気になります!これからも頑張ってください!応援してます! (2019年6月4日 23時) (レス) id: 4aa243f549 (このIDを非表示/違反報告)
歌波 - はい神! (2019年5月2日 13時) (レス) id: b72e644e8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彙褪夜 | 作者ホームページ:https://twitter.com/izaya121225
作成日時:2019年4月29日 18時