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。
宇髄「A!」
天元が駆け寄ってきた。
知ってた。物陰からわざと私を見てるのを。助けに来てくれると信じてた。
こんな私でもちゃんと、見ててくれる。
「はぁ?誰だお前」
宇髄「こいつの彼氏だけどなんか文句あんのかよ」
「ッフ。今この子は俺たちと遊びに行くんだよ。彼氏のくせして女置いてくとか有り得ねぇーから」
『・・・ばーか。遅い』
宇髄「ついて行くなんて思わねぇだろ」
『って事なので。』
「女てめぇ!」
女に寄ってたかって、殴りに来るやつは本当にクズ野郎だ。
宇髄「何、俺の女に手出そうとしてんだ」
流石元ヤン。
慣れが違うよね。
『天元。騒ぎが大きくならないうちに...』
宇髄「無理。派手に許せねぇ」
『天元!』
宇髄「・・・わかったよ。んじゃ、ひとっ走りするか」
天元は私の手を取り、走った。
後ろに騒ぎで駆けつけた警察の人を置いて。
『ま、、、って』
宇髄「悪ぃ。速すぎたか?」
『自慢かよ...』
宇髄「その口塞いでやりたい」
『手で?』
宇髄「誘ってんの?」
『・・・別に』
宇髄「素直じゃねぇな」
2人とも息を切らしながら、物陰でキスを交わす。
天元は、これでも我慢しているのだろう。
私の意気地無し。
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シエル(プロフ) - 完結、本当におめでとうございます!!密かに、読ませて頂いておりました。何度も何度も見返して大好きな作品でした。これは、今までも今も変わりません!改めて本当におめでとうございます。これからも小説投稿頑張ってください! (2020年11月8日 21時) (レス) id: e252d47fe8 (このIDを非表示/違反報告)
かりん - コメント欄が荒れていr((ごほん 更新応援してます! (2020年7月30日 21時) (レス) id: c30d21e2cb (このIDを非表示/違反報告)
善(プロフ) - 怖い怖い、女のしぶとさ。助かっても、夢主ずっと目をつけられるかも知んない怖さがあるだろうに (2020年7月27日 9時) (レス) id: e2382ac4cf (このIDを非表示/違反報告)
時透咲夜 - 結衣さん» マジそれなですぅぅぅ!!!金誤魔化してんじゃねーよぉぉ!!!(作者さん神) (2020年7月7日 22時) (レス) id: b9fed4cfd2 (このIDを非表示/違反報告)
佳奈美 - この作品大好きです!無理しないように更新頑張ってください! (2020年5月6日 0時) (レス) id: 30f0781545 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彙褪夜 | 作者ホームページ:https://twitter.com/izaya121225
作成日時:2020年3月16日 22時