ホスト部の新入部員はアイドルでした！【男主】【桜蘭高校ホスト部】 (ページ6)

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家族ページ6

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環は僕の質問に顔を真っ赤にしていた。
それを見た僕は恐る恐る周囲を確認した。

あれ？

皆怒ったりしないのか？
なぜときめくんだ？､､､ん？
おかしくない？
ほら、姫君(？)たちキラキラした目してるよ。

鏡「不思議な目をしているな。Aくん。」

後ろから不意に話しかけられた。

鏡夜は続ける。

鏡「乙女は皆、美形同士の〇モが好きなんだ。」

僕は思った。
へぇ、今度ライブでやってみよー。と。

ところで、
『鏡夜、ホ〇ってなんだ？美味いのか？ハム的な？』

鏡夜は笑顔で固まった。
なんだこの人、おもしろい。

鏡「いや、知らないならいいんだ。」

気になって仕方がない。
環「お父さんは、お父さんは！ハルヒを娘として愛しているぞ！！」

環がいきなり叫んだ。
横で何か言っているような気もしたが、叫ぶことないと思った。

そして気づいた。ハルヒの冷ややかな目線に。
キングは目を丸くして固まる。
やっぱ皆おもしろい。

『ところで、鏡夜！ホ〇ってなんだ？』

鏡「お前は、話を聞いてなかったのか？」

鏡夜は形容しがたい表情をした。
そして続けた。

鏡「知らないならいいんだ。と、言ったはずだが？」

『ごめん、でも、僕すっごい気になっちゃって、なんか、接客どころじゃないっていうか､､､』

言い終わると鏡夜は大きなため息をついた。
そして、薄目の冊子を5冊ほど渡された。

鏡「読んで見ればわかるんじゃないか？」

鏡夜は思った。コイツは環と同じタイプのバカかもしれないと。

そんなこととはつゆ知らず、Aは環に質問を投げかけた。

『なぁなぁ、環。環はお父さんなの？若く見えるんだけど、16か、17くらいに見えるよ？』

環「え？あぁ、ああ！お父さんなのだ！」

『そうなんだね！本当は何歳なの？』

環「16歳だ！だが、お父さんだ！」

『そっか、大変だね！』

彼らは気づいていない。
お互いの会話が噛み合っていないことに、

それに対して、光と馨が爆笑していることに、

そしてハルヒがもはや哀愁をだだよわせていることに。

僕は環の頭を撫でた。

何故か姫君(？)が叫ぶ。

「キャー！Aくんが環様の頭をお撫でになりましてよぉーー！」

「ありがたき幸せですわー！」

やっぱりよく分からない理由で叫ぶんだな。姫君(？)って。

ところで、〇モってなんだ？