決着 ページ20
ﾎﾟﾙｼｪｰﾐ｢てめえ...！！よくも！！｣
倒れた部下をみたポルシェーミは青筋を立てた。
標的を私に変更し、身体をこちらに向けようとする。が、エースがそれを阻止するため、ポルシェーミの背後から襲いかかった。
ｴｰｽ｢戦闘中によそ見してんじゃねえよ！！｣
ﾎﾟﾙｼｪｰﾐ｢ちっ…！生意気なクソガキ共が！！
俺が負けたら海賊辞めてやるよ！！｣
ｴｰｽ･ｻﾎﾞ「「辞めさせてやらァ！！」」
二人は鉄パイプを持って殴りかかりながら、声を張り上げた。
そんな威圧しても怖気付かない子ども二人に、さらにポルシェーミは躍起になった。
ﾎﾟﾙｼｪｰﾐ｢これは遊びじゃねェんだよ！！
なぁ、お前らだってちょっとばかり魔が差しただけだろ？
俺たちの金を返せばいいだけだ｣
ｴｰｽ｢黙れっ！！
俺たちの方が有効に使える！！｣
ﾎﾟﾙｼｪｰﾐ｢クソガキがーー！！｣
ｴｰｽ｢ぐはっ！！！｣
エースが攻撃を喰らい、小屋の壁に激突した。
『エース！！！』
彼に駆け寄ろうとしたちょうどその時、
サボが吉報を知らせた。
ｻﾎﾞ｢おい！！
ルフィは解放できたぞ！！逃げよう！｣
『わかった！』
一つしかない扉へと駆け寄った私は、違和感を覚えた。エースがついて来ない。
ｴｰｽ｢げほっ...
俺は…一度向き合った敵からは逃げねえ！｣
ｻﾎﾞ｢...ったくもう！！
しょうがねえ！
ちょっとコイツを見ててくれ！！｣
この状態になったエースを止める術はないことを悟り、サボは渋々戦闘態勢に入った。
ｴｰｽ｢連撃行くぞ！！｣
ｻﾎﾞ｢おう！！｣
ﾎﾟﾙｼｪｰﾐ｢はあっ！！！｣
二人がポルシェーミと戦っている間に、私はルフィを抱えて小屋を出た。
『いつもの場所で待ってる！
絶対負けないでよ！！』
ｴｰｽ「当たり前だ！！」
ｻﾎﾞ「任せとけっ！」
生々しい攻防の音を背に、ただ中間の森を目指して走り続けた。
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まゆこんぶ(プロフ) - 竜胆さん» こんにちは！ありがとうございます！！続編作れたのも皆様のおかげです！！何シリーズまで続くかは分かりませんが満足のいくように終わらせます！ (2020年10月29日 21時) (
レス) id: 984aeb020d (このIDを非表示/違反報告)
竜胆 - 続編おめでとうございます！楽しみにしてました！w (2020年10月28日 19時) (レス) id: bc5f14382a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆこんぶ・さえこんぶ | 作成日時：2020年10月28日 13時
