マジですか ページ39
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こんな素晴らしい日が続けば良いのに...
ふと目を開けると、さっきまで話していたはずのおでん様はカイドウに倒されている。
『おでん、様...？...』
棍棒で殴られたおでん様は気を失ってるのか...？
「ウォロロロ...！」
！！！
カイドウに復讐したかった。私は過去のあの日に戻れたのか？
『はあっ！
...グハッ！！』
いきなり、カイドウの振るう棍棒が鳩尾にくい込む。口から心臓が出てきそうだけど、なんか...違う。
『ゲホッ...あんた、カイドゔじゃないでしょ！』
「ふふん...さすが！
そう。あくまで“カイドウ”の容姿を借りただけ。
本当の自分は、“イーストブルー”」
『え？？ちょっと待って、思考が追いつかない、』
「君は過去に戻ってなどはいない。ここも、さっきの“光月おでん”も夢の中の話。
幼い時期に両親、友達も失った君があまりにも不憫でね。カイドウ討伐のために力を貸そうと思ったんだ。」
カイドウから発せられる声がガラッと変わり戸惑ってしまう。
『は？だからって何故今？』
「ちょうど助けを求めているのだと思ったから。ダカンスキー島に行くためには君とイーストブルーの力を合わせる必要がある。
それに...……探していた刀が見つかった。名を“白滝”という。
どう？名前だけで武者震いがするでしょ？“おでんファン”なら、一度は使いたい刀の名前だろ？
ま、それは君のものだ。使うも使わないも君の自由。輸送はだいぶ雑で悪いけど、許してね！
ｺﾎﾝ...まあ、つまり、今日からイーストブルーは、Aに服属するということ！いい？
じゃあ、またね」
『ちょっと待て〜！！』
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カキィーン
『きゃあああ！！刀ァ！なんで？空から？』
起きたばかりに刀が空から降ってくるとか聞いてませんから！
そーいえば、さっきの話によると、相当大切な刀っぽいよね。
試しに抜いてみると、...……くっゥ...！！
右肩に岩が乗っかったようだ。刀自体が、勝手に流桜を放出している。
こ、これは妖刀？
ちょっ、あの“カイドウ”...なんでこの刀持ってるの？
『はあっ！！離れて！！』
腹に力を入れて、やっとこさ流桜が止まったが、息も上がってしまっていて...重い。
扱いがなかなか難しい刀。
だが、うれしい！おでん様に近づけた気がするし、なんと言っても妖刀に触れたのは初めてだから、緊張もするが、その分ワクワクも大きい。
...何故か、なんでも乗り越えられる気がする！
終わり
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まゆこんぶ(プロフ) - 竜胆さん» こんにちは！ありがとうございます！！続編作れたのも皆様のおかげです！！何シリーズまで続くかは分かりませんが満足のいくように終わらせます！ (2020年10月29日 21時) (
レス) id: 984aeb020d (このIDを非表示/違反報告)
竜胆 - 続編おめでとうございます！楽しみにしてました！w (2020年10月28日 19時) (レス) id: bc5f14382a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆこんぶ・さえこんぶ | 作成日時：2020年10月28日 13時
