マシュマロすぎて食べそうになった ページ9
そして迎えた1週間後。
いつも通りに現れたジェノくんは、ジェヒョンの授業が行われるスペースに着席してる。
よしっ、いけA。
あの鉄壁をぶち壊してこそ、あんただよ！
あ…やばい、早速心が折れるかもしれない。
時間になって彼のところへ向かった瞬間向けられた彼からの視線に、正直ちびるかとおもた
きょ、きょわい、、、、、
『あ、えっと、、
ごめんねいきなり。今日はジェヒョニの代わりに私が授業することになって…
やりづらいかもだけど、よろしくお願いします。』
いきなり現れた私にびっくりして向けられた視線は瞬時に逸らされて、今彼は机と睨めっこ中。
「………はい、お願いします。」
おっつ、、
ってビクビクしてたのは最初の数分間だけ。
蓋を開けてみたらちゃんと普通の高校生だった。
うん、そうか。なんとなく分かったわ。
これは、この子の英語に対する向き合い方の問題かもしれないな。
『ジェノくん。
ジェノくんは自分が英語出来ないと思ってるでしょ？
でもね、そんな事ないよ。
ていうかむしろ、すごくポテンシャルが高いと思う。』
長文を一個解いてもらったところで、いきなり喋り始めた私にジェノくんがちょっと固まってビクッとした。
『ポテンシャルが高いからこそきっと今までの英語は、なんとなくで解けちゃってたんだと思う。
それが受験レベルの問題を解こうとしたときに、今までの知識量で対処できなくなってきたから苦手意識を持っちゃったんだよねきっと。』
地頭がいい子あるあるなんだよなこれは。
あえて勉強しなくてもなんとなくできちゃってたから、少しレベルが上がったときに壁にぶち当たる。
俄然キョトンとした表情で喋らないジェノくん。
大丈夫だよ。絶対大丈夫。
『んふ、ごめんね？いきなり。
でも、私もそうだったからすごく気持ちわかるんだ。
大丈夫だよ、ジェノくん。
君は賢いし要領もいいし、最初から諦めるには勿体無いくらい素質があるから
やり方さえ分かればすぐ克服できると思うよ。』
初めて合った彼の目はとっても優しくて、
なんだか拍子抜けしてしまったけど。
少しでもこの子を安心させられたらなと思って向けた笑顔に
目の前の彼は、形容し難いくらいふわふわの柔らかい笑顔で応えてくれた。
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シャム(プロフ) - なのこ5546さん» 違う方のお話にもコメントくださったの覚えてます！！その言葉でもうめちゃめちゃ励まされます、、更新頑張りますね🥹 ありがとうございます！！ (3月4日 22時) (
レス) id: 50be99bed1 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - 今までに無い設定でとても面白いです！読み終わった後に作者名確認したら、ドジなを書かれている人で、あちらのお話も好きなので勝手に運命感じちゃいました💞更新楽しみにしています！ (3月3日 7時) (レス) @page27 id: 2327b9d39c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャム | 作成日時：2024年2月28日 0時
