ご指名入りました ページ5
「は？
いやナシナシ。いくらヒョンの知り合いったって男は男でしょ。お前さ警戒心足りなさすぎな？」
うん。こうなるとは思ったよ。
あの後結局私はドヨンオッパの提案をのんだわけなんだけど、この餅男が許さないだろうことはなんとなく予想ついてた。
『だから私も言ったよ。
ジェヒョニを説得してくれるならいいですよって。
そしたらなんか、やる気出してたよオッパ。
今日行ったら現金積まれるかもよ？』
いや、でもそれなら私に積んで欲しいな。
「てかそもそもなんでAなわけ？
別に他の人だっていいじゃん。なんなら俺がやるよ。」
いやあんたはうちの店舗のNo. 1やん。
お忙しいでしょうに。
『そうなのよ、それは私も思ったから聞いたの。
そしたらさ、？』
ドヨンオッパが言う私にしか出来ないって意味がわからなくて聞いてみたんだけど、
「あいつ実は、うちの春期講習に一回だけ来たことあってさ？
それの英語の集団授業、一回Aが担当してくれたでしょ？違う人の代わりかなんかで。」
『ああ、はい。
確かあれはマークリーの授業ですね。
季節外れのインフルエンザぶちかまして急遽代理で入った、ぐだぐだのトラウマ授業ですよあれは。』
忘れもしない。
持ち前の明るさとフレンドリーさと根気だけで乗り切ったあの80分間は。
「あいつさ、理系でそこそこ頭いいんだけど英語だけはいくら教えられてもからっきしでさ。
英語だけできれば結構いいとこ狙えると思うんだけど、はなっから諦めてるのいつも。
でもお前のそのトラウマとやらの授業を受けて、
あの先生になら教えてもらいたいって言ったんだよ。
そんなこと言うの初めてだから、お兄ちゃん感激しちゃってね？」
いや、しらんしらん！
急に身内感出すのやめてもろて。
まあでも、理由は分かんないけど
自分の中で自信のなかった授業でそう言ってもらえたのは
ちょっと救われた気がした。
ってわけなんだけど、
「好みだったんじゃね？
ボロカスだったって言ってたじゃん自分であの授業。」
『いや、うん。そうなんだよ。くだらない授業しちゃったとは思ってるよ。
でも私、言ったかな？
ボロカスって言ったかな？
まあいいけど、好みだったはないでしょ。
私そんな一目で印象残るほどの風体してないから。
誰かさんとは違ってね〜』
「まあそれは確かにな〜」
おうぃ
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シャム(プロフ) - なのこ5546さん» 違う方のお話にもコメントくださったの覚えてます！！その言葉でもうめちゃめちゃ励まされます、、更新頑張りますね🥹 ありがとうございます！！ (3月4日 22時) (
レス) id: 50be99bed1 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - 今までに無い設定でとても面白いです！読み終わった後に作者名確認したら、ドジなを書かれている人で、あちらのお話も好きなので勝手に運命感じちゃいました💞更新楽しみにしています！ (3月3日 7時) (レス) @page27 id: 2327b9d39c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャム | 作成日時：2024年2月28日 0時
