サモエドのキーホルダー ページ29
you side
「あ、えっと、えへ、どうしよう。
ぼく、かっこよかったんですか、？」
『へ？いや、うん。
普段のジェノくんとは全く違う一面が見れた感じがして、本当にすっごくかっこよかったし感動したよ。』
かっこよかったんですか？なんて、あまりにも当たり前のことを聞くから
心臓が破けちゃいそうなくらいかっこよかったよなんて、
あまりにも当たり前のことを8割くらい省略して伝えてしまった。
まあでも結果オーライだ。
さっきまでの強張った表情が一切なくなって、フワフワで溶けちゃいそうなくらい可愛い笑顔でジェノくんが笑ってる。
ほんと、わんちゃんみたいだなぁ、あは
あ、そうだ
『ジェノくん。改めて、今日は本当にお疲れ様。
それと、おめでとう！次は、本選？だよね。
ジェノくん達の努力が実を結ぶ瞬間に立ち会わせてくれて、本当にありがとう。
てことでこれ、もしよかったら。』
「、、え。これ、僕にですか、？」
『うん。招待してくれたお礼も兼ねてるから、ジェノくんにだけなの。内緒ね？笑』
「………ちょっと待って、やばいです。
僕こんなの、全く想像もしてなかった、、
えと、見てもいいですか、？」
『うん、勿論。あでも、そんな大したものじゃないから、ね？』
本当はお花とかあげたかったんだけど、きっとジェノくんは
もっともっと上を目指してるだろうから。
それはまた、その時に彼に渡せたらいいな、なんて
「わっ、あはっなにこれ、！
せんせいこれ、僕のために選んでくれたんですか？」
『もうそれ、見た瞬間ジェノくんだ！ってピンときちゃって。どうしてもあげたくなっちゃった、あは』
うん。やっぱり勇気出してあげてよかった。
男子高校生がこんなもの貰っても嬉しくないかなって思ったんだけど、、
大正解だった。
とんでもなく可愛くフワフワに笑うジェノくんにそっくりの
真っ白なその子は、彼の手に大事そうに包まれている。
「んふ、かわい、、先生。ありがとうございます。
僕こいつ、一生大事にします。このタイミングでこのチョイス謎だけど、笑」
「だからこいつに免じて、ジェヒョン先生と一緒にいたことも帰ろうとしたことも水に流してあげます。
僕いま本当に、飛んでっちゃいそうなくらい嬉しいです。」
私も、バチが当たりそうなくらい幸せだよ。
続く
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シャム(プロフ) - なのこ5546さん» 違う方のお話にもコメントくださったの覚えてます！！その言葉でもうめちゃめちゃ励まされます、、更新頑張りますね🥹 ありがとうございます！！ (3月4日 22時) (
レス) id: 50be99bed1 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - 今までに無い設定でとても面白いです！読み終わった後に作者名確認したら、ドジなを書かれている人で、あちらのお話も好きなので勝手に運命感じちゃいました💞更新楽しみにしています！ (3月3日 7時) (レス) @page27 id: 2327b9d39c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャム | 作成日時：2024年2月28日 0時
