青年の反撃 ページ21
you side
『本当にごめんね、早く帰りたいよね。
手短に話します！』
今日も最後の方まで残って自習していたジェノくんが、何とも恐ろしいタイミングで現れてから数分。
何とか話し合いに持ち込むことに成功した私は、先程から一言も発しないジェノくんにビビり散らかしているなう
『まず、あの、この前の、その
私の連絡先がどうのって話。
ほんっと私痛いんだけど、勝手になんか勘違いしちゃって！
後になって冷静に考えたらね？
家で勉強してる時とか分からない所があった時とかのために、講師の連絡先知りたいって思うのは当然のことだよなって分かるのに。
ちゃんと話も聞かずに、本当にごめんなさい。』
うん、反応なし。
『あとは、昨日のことも謝りたくて。
講師としてあるまじき姿を、あなたの前で晒してしまいました。
情けないとこを見せちゃった上に迷惑までかけちゃって、
私に対する信頼を持てなくなっても仕方のないことだと思う。
お手本でいなきゃいけない立場の大人が、本当に色々情けなくてカッコ悪くて、ごめんなさい。』
『もし、担当を変えたければ私から先生たちに話をするので、希望の先生とかがいれば言ってね。
今回は、本当にごめんなさい。』
「先生、は
本当におれが、そんなことにショックを受けて、失望してると思ってるんですか。」
『えっ、えと、ごめん。
私、間違えちゃってたかな、？』
「はい、大不正解です。
一個も当たってないです。」
「おれは、先生が元々捉えてた意図で連絡先を知りたいと思ってました。
勉強の話なんて、したくなかったです。
もっと色んな話、先生としたくて
もっと色んな場所で、先生に会ってみたくて
それでああやって言いました。」
思ってもみない展開に、私の脳みそは考えることを放棄してしまったようだった。
「それに、その、昨日のは、」
「先生が、その、ジェヒョン先生と一緒にいるのが
嫌で、それで、
ジェヒョン先生に触って欲しくないって
思っちゃったんです。」
「謝らなきゃいけないのは俺の方です。
先生は真剣に先生として向き合ってくれてたのに、
でも俺は、きっとこれからも
先生の連絡先が知りたくて、テスト勉強頑張れちゃうと思います。
だから、ヘチャナからは聞かないで。」
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シャム(プロフ) - なのこ5546さん» 違う方のお話にもコメントくださったの覚えてます！！その言葉でもうめちゃめちゃ励まされます、、更新頑張りますね🥹 ありがとうございます！！ (3月4日 22時) (
レス) id: 50be99bed1 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - 今までに無い設定でとても面白いです！読み終わった後に作者名確認したら、ドジなを書かれている人で、あちらのお話も好きなので勝手に運命感じちゃいました💞更新楽しみにしています！ (3月3日 7時) (レス) @page27 id: 2327b9d39c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャム | 作成日時：2024年2月28日 0時
