子供の成長ははやいねぇ ページ12
「いや本当にAに任せて大正解だったよ。
ジェノの成績ガンガン伸びててさ、あいつの親も塾長もウキウキしてるよ。」
社員兼ジェノくんの昔からの親しいお兄ちゃんであるドヨンオッパが、心底そう思っていそうな顔で感謝を述べるようになったくらいの頃
『いや、だからもともとジェノくんは英語得意だったんですよ。やり方がちょっと分からなくなっちゃっただけで。
あの子の頑張りですよこれは。』
夏休みが近づいてきて、そろそろ高校三年生は本格的に志望校を見据えた特訓を始めなきゃいけない。
「あいつ理系の科目は元々得意だから、英語が伸びてきた今志望校とかも結構上目指せそうでさ。」
あぁ、そういえばジェノくんの志望校知らないな。
「お前とジェヒョニの大学目指すって言ってたよ。」
え、そうなんだ、、
じゃなくて！！
『なんで私とジェヒョニの大学を知っている？』
生徒には言わない方針ではなかったのか？
目の前で、あ、やべって顔を隠す気もないこのお兄様がきっと口を滑らせたんだろうな。
まあいいけど、、
『そっかそっか。
じゃあそろそろジェノくんの授業クラスもちょっとレベル上げた方が良さそうですね〜』
「そ、そうそう、その話がしたくてさ。
最初は様子見でお前にマンツーマンでお願いしてたけど、そろそろ申し訳ないしあいつのレベルも上がってきたから
2対1か集団に移動させようと思うんだけど、どう？」
おお〜
もうそんなところまで来たか、、
成長したね、ジェノくん、、、！
ババアはなんだか子供の巣立ちを見るようだよ、、
『じゃあ、各自問題解いてみて分かんないとこ教えるね』
ってことで始まった複数人授業なんだけど、
〈んね、先生ここは？なんでこうなるのー〉
｛はいはい、次私ね先生｝
「……………」
見事にしゃべらないジェノくん。
私の授業って時点で女の子しかいないからより肩身狭そうになっちゃってて、ごめんよ、、、、
『えと、ジェノくんは何か分からないとことかない？』
って私の問いにも、コクって頷くだけ。
『じゃあ今日はここまで、』
って授業が終わった瞬間に荷物をまとめて自習室に飛び込んでいってしまう。
これじゃあ授業の意味ないじゃん。
煮えたぎるほど辛い目に遭ってほしい→←見つけたっ私のオアシス
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シャム(プロフ) - なのこ5546さん» 違う方のお話にもコメントくださったの覚えてます！！その言葉でもうめちゃめちゃ励まされます、、更新頑張りますね🥹 ありがとうございます！！ (3月4日 22時) (
レス) id: 50be99bed1 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - 今までに無い設定でとても面白いです！読み終わった後に作者名確認したら、ドジなを書かれている人で、あちらのお話も好きなので勝手に運命感じちゃいました💞更新楽しみにしています！ (3月3日 7時) (レス) @page27 id: 2327b9d39c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャム | 作成日時：2024年2月28日 0時
