あ、塾講です。 ページ2
「ね、まじお願い。
今日なんか奢るからさ？
一コマだけでいいの。」
今月金欠だからピンチだって言ってたろって、
人の弱みを持ち出して自分のバイトを代わってもらおうと頼み込んでいるこの男。
『いやあのさ、普通に全然代わってあげるつもりだったのに
その最後の一言で一気に気が変わりそうなんだけど？
頼む側なら最後まで下手に出て物事をお願いしなさいよねー。』
いくら顔が良くても許されないぞチョンジェヒョン。
『しかもジェヒョニの個別のコマって、あんた狙いのキャピJKばっかじゃん。
予告もなく私が現れたらなんかもう、影で立ち直れないくらいビッタビタに悪口言われそうだから嫌なんだが。』
「大丈夫大丈夫。
俺に嫌われるようなことは絶対しないよあの子達。
純情だからね〜、全く誰かさんとは違って可愛いよ？若い子ってのは。」
無駄に整った顔をモチモチ綻ばせながらブハブハと笑っているこの男は、本当に私に代わってもらう気はあるのだろうか…
なんだか余計な縁があって、小学校から大学に至るまで全く同じ進路を辿ってきたこの男とは
またもや余計な縁でバイト先まで同じになってしまった。
『けっ、わーったわーった。
牛丼一杯で手を打とうとするかね。
トッピング3個までね、あと汁だく。』
「そこは可愛くタピオカんとか言えないわけ？
お前って本当に女として生きてて辛くない？
話聞こうか？」
『はい、辞めました。
授業だからなんだか課題がやばいだかなんだか知りません。
自分で引き受けたシフトは最後まで責任を持って入ってくださいね。』
「いや待って、早まるな。」
残念だったな。
あんたが早まったんだよ。
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シャム(プロフ) - なのこ5546さん» 違う方のお話にもコメントくださったの覚えてます！！その言葉でもうめちゃめちゃ励まされます、、更新頑張りますね🥹 ありがとうございます！！ (3月4日 22時) (
レス) id: 50be99bed1 (このIDを非表示/違反報告)
なのこ5546(プロフ) - 今までに無い設定でとても面白いです！読み終わった後に作者名確認したら、ドジなを書かれている人で、あちらのお話も好きなので勝手に運命感じちゃいました💞更新楽しみにしています！ (3月3日 7時) (レス) @page27 id: 2327b9d39c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シャム | 作成日時：2024年2月28日 0時
