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jy side
絶対的リーダーが不在の中で行われる今回のLiveを成功させるため、こんだけの人数の大人たちがそれはそれは
いい緊張感を持って集中した結果
当初の予定からなんと、2時間も早く終わった今日の練習。
きっと、て言うか絶対。
みんな今日は早く終わりにしたかったんだろうなって分かるくらい、無駄な時間がなかった。
で、まあこれも予想通りなんだけど
練習が終わった瞬間開催されたA取り合戦
今日の勝者は誰なんだろうって、
俺くらいは余裕あるフリしとかないと。
「ヒョン、ジャニヒョン。
威神の子達怖がってるからその顔やめれる？」
はは、全然ダメじゃん俺
「おおドヨンア〜
お前この後どうすんの？なんも予定ないっしょ
ヒョンとショッピングでもしに行くか？」
「誤魔化しても無駄だし、、
てかヒョン、誘う相手間違えてません？
俺がヌナに見えるって言うなら病院に行くことをお勧めするよ。」
間違えてないよ。お前だよ。
別に違う日ならなんてことないんだけどさ、
練習が早く終わったこんな日くらい
彼女には好きなように好きな人と過ごして欲しいなって
本当にそう思ってるだけだよ。
それが俺なら良かったのになって、思わなくもないけどさ
ね、A。きっと違うでしょ。
それはやっぱり、俺じゃないでしょ？
「A、今日もお疲れ様。
俺は先に帰るけど、もしあれだったらさ、あいつに連絡返してやってな？
忙しいの分かってるけどって若干寂しがってたから、笑」
俺は、彼女が幸せになるために出来ることをするだけ
『ジャニもお疲れ様でした！
んは、うん。分かってるよ〜
今日も連絡来てたから、後でちゃんと返しておくね。
夜雪っぽいから気をつけて帰ってね』
そんな言葉を背に受けて、半ば走るように部屋を出た。
「はぁ、、
本当ヒョンって分かりやすいんだか分かりにくいんだか。」
「あれ、あは
ごめんドヨンア。お前のこと掴んでたの忘れてたわ」
「俺のことカバンか何かだと思ってる？もう、、
俺だってヌナと話したかったのに強制的に連行されたんだから、ほら、早く買い物行きますよ。
今日、プレゼントしてあげたい相手いるんでしょ？」
恐ろしいくらい人の気持ちに敏感なドヨンだけど、
俺はそれを上回るくらい熟成されきってる感情を抱えちゃってるもんでね
「半年前から用意済みだよ、ドヨンア。」
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作者名：シャム | 作成日時：2024年2月18日 1時
