実のところをいいますと 5 (ページ20)

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jh side

「そうだよ。俺らの好きな髪型を発表するゲームしてて、今ヌナが6連勝中だよ」

ジョンウが丁寧に説明してるけど、これゲームだったん

「はぁ〜、俺らにしか得のないゲームだことね。
で？あとヌナは誰に勝てば全勝なの？」

「マクヒョンだよ。さっきから自分の番をソワソワしながら待ってるのに、ユタヒョンに横取りされて悲しそうでしたよ」

「おいヘチャナ、変なこと言うなよお前マジで、、、」

確かに、ヌナだけが攻撃可能なゲームだわこれ

『マク、、難しいな。
んでもやっぱりマクは短くて落ち着いた色のイメージかな？』

「あ、イメージ、ですか、？」

『うん。小さい頃から変わらない好青年って感じのイメージ？私の中ではずっと可愛いdreamちゃんだから、笑』

「可愛い好青年……」

『でもね、同じ長さの同じ色の髪の毛でも
前髪が降りてるか上がってるかとか、ふわっとしてるかセットしてるかでガラッと変わるんだよマクって。

だから、短い期間に色んな顔のマクが見れるたびに
大きくなったなぁ成長したなぁって、

私ちょっとドキドキしちゃうんだよね、えへ』

ラスボスが完膚なきまでに叩き潰された。

目も当てられないほど照れ散らかしたマクを片目に、その他のメンバーは総立ちでヌナに拍手を送っている。

まじすごい、魔性の女すぎてマジで怖い。

「いや〜、ヘチャニのヌナは恐ろしいね。
大勝利だよ。俺たちに一点も取らせないね？7連勝だよ。」

「ん？それなら1勝負足りてなくない？
テヨンは今日いないしヌナの分も抜くとして、8勝しないとでしょ」

すごいやユタヒョン。
いらないところで凄まじい頭の回転力を見せている

「あっ、そうじゃん。
ジェヒョニヒョンだけちゃんとしたゲームはしてなかったじゃん。」

いや待てまさかの俺だったのかよ
いらないところで凄まじい記憶力見せるなよジョンウ

もう俺はあれだけで倒れそうなくらい満たされたんすけど、、

「いやっ、俺はもうマジで勘弁です。
最初のあれだけでもう本当にしんどいです。ヌナ、勘弁」

やばい、この動揺っぷりがかえってヌナの勝負心に火をつけてしまったかもしれない

とんでもなくキラキラした生き生きとした顔で笑っていらっしゃるヌナが、このあと放つ言葉次第で

数年かけて築き上げてきた
雄の最高峰と言う肩書きとさよならすることになってしまう