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jm side
「もしもし、ヘチャ」
「やーーーーーーーーーーー！！！！！！！
おまえっ、！何してくれとんじゃぁああ！！！！！！！」
あぁ、耳……………
「そのセリフそっくりそのままお返ししたいとこだけど、俺がお前に一体何をしてしまったか教えてから怒鳴ってくれない？」
「おまえ、、俺の、年に一度の一世一代の大勝負を、、！
よくもっ！台無しにしてくれたなぁぁ？！」
何時間も踊ってからのこのエネルギーかよ
すげえなこいつ
こいつから電話がかかってきた時点で、俺の大切な鼓膜ちゃんが攻撃を受けるであろうことは予測できたので
しっかりスピーカーにして対応済み
その恩恵を受けたジェノが、耳を塞ぎながらしっかり顔を歪めて俺を蹴り飛ばそうとしてるけど。
「お前の勝負なんてクソほど興味ないけど、一応聞くけど、一体なににそんな命かけてるのぉ？」
なんて惚けてるけど、ちゃぁ〜んと分かってる
でもさ、日頃の憂さ晴らしをするには絶好の機会でしょ
こいつがどうしてこんなにメラメラしてるのかも
今日の俺がどうしてこんなに心の余裕があるのかも
ぼくちん、ちゃぁ〜んと分かってるよ
だって、見逃すはずないでしょ。
俺が、あの人のライブ配信。
「お前…さては分かってるな、、？分かってて言わせようとしてるな！！！絶対に許さない！！！！！！」
「あぁなにヘチャナ。お前、ジェミナがあのヌナにおめでとうって最初に言ったからってそんなにキレてるわけ？」
よし、ジェノよくやった。
それでこそぼくちんの心の友だよ。
「お前ふざけんなっ、どんな手使ったんだよ！
今まだ全くそんなそぶり見せなかったくせに、急になんなんだよ！
はっ、そういえばお前トレカも持ってたよな？！
なんなの？？隠れファンだったの？！何人もヌナの元では平等な一般市民なんだよ！！マジ許さない！！！！」
こいつのせいで、いまだに進行中のヌナのライブ配信に集中できたもんじゃない。
さっさと黙らせないと
「俺はあの人のファンなんて生ぬるいもんじゃないし、一般市民も嫌なの。」
「ただAヌナが好きで、お前らみたいな弟その8くらいから脱したいだけなんだよ
悔しかったらお前もやってみたら？
んじゃ、おやすみぃ〜ヘチャナ〜」
よし、終わった終わった。ヌナタイム復活ぅ
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作者名：シャム | 作成日時：2024年2月18日 1時
