熱〜サンジの場合〜 ページ29
あ:「サンジ！おやつー！」
ルフィたちと共にキッチンに入ってきたローラ
サ:「そろそろ来る頃だと思ってたぜ、ほらよ！」
目の前に出されたチーズケーキを口いっぱいにほお張る
ジュースを入れてくれているサンジだがなんだか様子がおかしい
時々苦しそうに眉間にしわをよせ、頭をかかえる
あ:「？サンジどーしたの？」
サ:「んぁ？あぁ、なんでもないよ」
でもサンジの様子はやっぱりおかしい
あ:「サンジ！ここ座って？」
ローラは隣のイスをポンポンと叩いてサンジに座るように促す
サ:「なんだい？」
大人しく座ったサンジのおでこに手を置いて
あ:「あー！サンジお熱ある！」
ル:「サンジ熱あんのか？」
チョ:「ほんとかサンジ！」
サ:「ねーよ熱なんて！ローラ俺は大丈夫だから」
あ:「だめ！チョッパーお熱測る！」
チョ:「分かったよ、ちょっと待ってろ！」
チョッパーは体温計を取りに医務室へと走り戻ってくるとサンジの熱を測る
チョ:「微熱だな！でも念の為に休まないと」
サ:「微熱くらいどーってことねーって」
言うことを聞かないサンジに怒った様子で見つめるローラ
それに気づいたサンジは困ったように笑ってローラの頭をなでた
サ:「じゃあ夜ご飯作り終えたら少し休むからさ」
あ:「ローラも手伝う！」
サ:「それは助かるなぁ、ありがとう」
おやつを食べ終えるとローラはサンジにぴったりくっついて手伝っていた
サ:「よし、これでおっけーかな！」
あ:「じゃサンジ寝て！」
グイグイとサンジの手を引っ張って医務室へと連れていこうとするローラ
サ:「ローラはうつるからここまでな？」
ローラの手を離すと自ら医務室へと歩いていくサンジを見てローラはあることを考えた
夜ご飯
ナ:「あら、サンジくんは？」
チョ:「ちょっと熱があって医務室で寝てるんだ」
ロ:「珍しいわね」
ゾ:「ローラもいねーな」
チョ:「ローラならサンジの看病するって医務室にいたぞ？」
ロ:「心配なのね笑」
ゾ:(またあいつは…呆)
医務室
あ:「サンジ！ご飯！」
サ:「え？ローラ？うつるって…ご飯持ってきてくれたのか笑ありがとう」
あ:「うん！早く元気になってね！」
サ:「あぁ」
ローラの笑顔を見て自然と笑顔になるサンジ
頭を撫でてローラが持ってきてくれたご飯を食べる
サ:(ローラが看病してくれるなら熱も悪くないな)
そう思うサンジであった…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 208人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りーぬ - シャボンディ諸島はヤルキマンマングローブでできているので磁気は持たないはずですが、、(苦笑)なのでログはたまりませんよ (2020年12月27日 14時) (
レス) id: 7dc98e87a6 (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - 星猫さん» 最近のだと鬼滅の刃とかですかね (2020年4月28日 10時) (レス) id: d7d2e93497 (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - 知ってるアニメは何ですか？ (2020年4月27日 20時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きい | 作成日時：2020年4月22日 16時
