その後 ページ48
戦よりひと月の後、北甲国と倶東国の間に和平調停が結ばれた…
両国境で行われた調印式には
北甲国第六代皇帝 星命帝(リムド)
倶東国第五代皇帝 暤巴帝(玻慧)
の両親帝が結んだ
牛:「…あの調印式からもう三月か…やっと平和を実感できるようになったねぇ」
室:「…巫女様がいらっしゃったら…どれだけ喜ぶかな」
チャ:「多喜子はちゃんと見てるさ!」
斗:「あぁ…この廟でね…」
室:「民からお供え物が毎日とどくんですよね!壁宿の廟にも!!」
チャ:「まだみんな戦の爪痕で大変なのになぁ」
室:「だって…僕も…毎日お参りに…」
牛:「ほら、シャキッとしな!あたしら七星士の仕事はまだまだこれから!」
フィ:「その通りよ2人とも!みんなで陛下の補佐を頑張らないとね!」
テグ:「まだ兵が各地に回っている。僕とフィルカも星護族と共に巡ろうと思う」
フィ:「…行ってまいります、巫女」
チャ:「なんだかんだあの二人上手く行きそうだな…」
室:「えっ!そ、そうなんですか!?」
牛:「室宿早く大人になりな?ハーガスもきっとそう望んでるさ」
室:「僕が大人になることを?」
チャ:「そっちじゃねぇーから!」
斗:「そう言えば…今日は女宿は?」
牛:「それがねぇ…変なことを言ってた、夢を見たんだって…黒黎神山に呼ばれたって…」
チャ:「てことは…ほのかも一緒だな」
黒黎神山にて
あたしとリムドは多喜子と初めて会ったというこの山に来ていた
あ:「ここ…」
?:「また妖魔に食われに来たか?」
あ、リ:「!?」
?:「私はここだ女宿、ほのか」
あ:「あ!!太一君!!久しぶりっ!!」
太:「ほんとに会う度に態度がでかくなるなお前は…呼び出してすまなかった、もうそなたらも落ち着いたと思ってな!」
リ:「太一君…私は」
太:「よい、此度はよく乗り越えた、着いておいで…」
あ:「ここは…」
太:「私が作ったのだ」
太一君が作ったという場所の扉を開けるとそこには
コ:「キューン」
あ:「コ…ハク…?」
間違いなくコハクの姿があってコハクに抱きつこうとしたがすり抜けてしまった
あ:「え…」
リ:「ほのか…」
太:「コハクにはな大事な役割を申し付けたのだ。ほのか、その首飾りをこちらへ」
太一君はあたしの首にかけてあった七星士を探すための多喜子の首飾りを指さした
あ:「これを?」
太:「それは玄武召喚で巫女の強き意思が宿った依り代と化した!」
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華音(プロフ) - 初めまして、ふし遊大好きで一通り一気に読ませて頂きました♪いつ原作を読んでいても泣いてしまいますが夢小説を読んで更に泣いてしまいましたがとても楽しかったです(^ν^)ただ、全体的に所々ではありますが誤字脱字が多く見られましたので^^;修正してみて下さい (2022年4月13日 19時) (レス) @page50 id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - ごんさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます!ソルエン生きてるのに最後らへんはあまり登場させてあげられなかったのが悔しいです…朱雀と青龍の漫画も読んだので書いてみたい気持ちはあります!その時はまた読んでみてくださいね (2020年10月23日 23時) (レス) id: d7d2e93497 (このIDを非表示/違反報告)
ごん - 最初から最後まで読ませていただきました!号泣でした!ソルエンが生きてて良かったです!!ぜひ朱雀と青龍もお願いします! (2020年10月23日 2時) (レス) id: 21f403e99a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きい | 作成日時:2020年2月25日 15時