集結 ページ30
テグ:「数々の弟の非道と…そして弟のためとはいえテギルに従いあなた方を苦しめたことどう…詫びれば…」
多:「な…何言ってるのテグ！2人とも兄弟を思ってのことではないの！むしろもっと私に力があれば！もっと早くあなたたちを会わせてあげたかった…！」
テグ:「…それでは僕を仲間にしてくれますか？」
多:「テグ…！もちろん…もちろんよ！」
テグ:「ではあなたに慎んで…」
そう言ってテグはある巻物を多喜子の前に出して
テグ:「四神天地書を受け取ってください。玄武の巫女。18年近くの幽閉はあなた方を退けるためじゃない…僕が護らされたのは皇族の宝、星命石と神獣玄武を呼び出すために必要なこの書…今あなたに」
あ:「天地書…」
玄武を呼び出す方法が…
チャ:「多喜子…」
チャムカの肩に斗宿が手を置いて
斗:「これは…巫女の意思だ」
多喜子…
多喜子は1度深呼吸をするとあの強い瞳で受け取った
あたしはみんなより少し後ろでその様子を見ているとリムドがあたしの頭に手を置いた
あ:「リムド…」
そして多喜子はあたしの方を見つめると頷いたのだ
遂に…そろったんだ
玄武七星士全員が…
紫義と緋鉛は宮殿の様子を倶東の軍に伝えようと歩いていた
緋:「待て…待てよ紫義！俺は両足が折られたんだ！速く動けねぇ！！」
紫:「グズグズしてはいられないのですよ緋鉛！一気に北甲国の情勢が変わった！早く倶東軍に…玻慧様にお伝えせねば！あの女宿がこの北甲の帝に就くとは！！しかも七星士全員がそろったとは…なんとしても玄武召喚は阻止してやる」
緋:「けどよ！もうテグは歌わねぇってことだろ！！あいつら七星士の力が集結しちまったからもう勝ち目は…」
すると紫義と緋鉛の元に北甲国の兵たちがたちはだかった
兵:「貴様らっ！何者か！？捕らえろ！！」
緋:「くっ！おい紫義っ…」
先を行く紫義に対し緋鉛が声をかけると…
ﾋｭｯ ｽﾞｻｯ
紫義は振り返り、兵と緋鉛まで自分の武器で貫いたのだ
緋:「っ……義…」
紫:「戦えぬ者は足でまといです。勝ち目がないなどという腰抜けもね…あの世で玻慧様に詫び続けなさい」
緋鉛はその場に倒れ込んだ
紫義はそう言い捨てると静かにその場を立ち去った
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華音(プロフ) - 初めまして、ふし遊大好きで一通り一気に読ませて頂きました♪いつ原作を読んでいても泣いてしまいますが夢小説を読んで更に泣いてしまいましたがとても楽しかったです（＾ν＾）ただ、全体的に所々ではありますが誤字脱字が多く見られましたので^^;修正してみて下さい (2022年4月13日 19時) (
レス) @page50 id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - ごんさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます！ソルエン生きてるのに最後らへんはあまり登場させてあげられなかったのが悔しいです…朱雀と青龍の漫画も読んだので書いてみたい気持ちはあります！その時はまた読んでみてくださいね (2020年10月23日 23時) (レス) id: d7d2e93497 (このIDを非表示/違反報告)
ごん - 最初から最後まで読ませていただきました！号泣でした!ソルエンが生きてて良かったです!!ぜひ朱雀と青龍もお願いします！ (2020年10月23日 2時) (レス) id: 21f403e99a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きい | 作成日時：2020年2月25日 15時
