テグとハーガス ページ24
斗:「巫女たちは!?」
牛:「多喜子とほのかのことだ、テムダン王の元に行った可能性が高いね!」
斗:「今紫義に視鏡監を発動してしまったが…テグが歌っていないな!もしや女宿たちが…」
2人が走っていると1人の老婆が倒れていた
老:「う…」
牛:「これは…」
斗:「テムダン王の巫師!!テギルの兵に斬られたか!」
牛宿が触ろうとすると
老:「…手当ては…無用…」
牛:「あんた…テギルの姦計にのってなぜ偽の予言など!巫師は嘘を着けば報いとして返るはず!」
老:「…あれか…確かに私は…皇帝からの勅命を受けた…だがこの国の誰が皇族の頂点に逆らえるというのかえ…?」
牛:「…」
老:「わしも…昔は立派な寺院にいたものよ…男に恋し…その咎で出るまでな…それでも力は衰えていなかった…あの予言は…全てが嘘ではない。巫女の元に七星士が揃えば王は死ぬ…これは真の予言よ」
牛、斗:「っ!!」
地下
リ:「テグ。いや危宿!!オレと共に行こう!このちょうど上で巫女が待ってる」
テグ:「驚いた…君たちの力を封じ込めた僕に恨み言を言うかと思いきや」
リ:「それに関してはかなり言いたいところだがオレたちにはお前が必要なんだ」
テグ:「…弟を連れてきたら考えよう…でなければ誰にも従わない!」
リ:「!!お前の弟なら…」
ハー:「ここだ。」
リ:「ハーガス!」
ハー:「…先程お前を斬るのに失敗した。それでもう終わりだ」
リ:「!」
ハーガスリムドにそう言うとテグの前に来た
ハー:「…テグ…兄さん。やっと会えた、あのとき約束したのに…こんな長い時間待たせてしまった」
テグ:「すまない、俺を護るために…いいんだ。本当に来てくれたのだなハーガス…!」
ハー:「兄さん」
テグがハーガスに手を伸ばしたときだった
テグの真上の壁に亀裂が入り割れたのだ
そして割れた壁の大きい破片がテグに向かって落ちてきた
ハー:「っ!…ちょうど良かった…」
リ:「え!?」
ドッ
ハーガスはテグを抱きしめるとその背中に大きい破片が突き刺さった
リ:「ハーガスっ!!お前っ!」
ハーガスの元へリムドが走りよるとハーガスは静かに話し出した
ハー:「…仲間になろうにも…俺たちは字をふたりで分けてしまった…これでは完璧な…七星士ではない…だから…どちらかが…消え…ねばならないのだ…どの道俺は永くなかった…テムダン王と同じ"天罪病"」
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華音(プロフ) - 初めまして、ふし遊大好きで一通り一気に読ませて頂きました♪いつ原作を読んでいても泣いてしまいますが夢小説を読んで更に泣いてしまいましたがとても楽しかったです(^ν^)ただ、全体的に所々ではありますが誤字脱字が多く見られましたので^^;修正してみて下さい (2022年4月13日 19時) (レス) @page50 id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - ごんさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます!ソルエン生きてるのに最後らへんはあまり登場させてあげられなかったのが悔しいです…朱雀と青龍の漫画も読んだので書いてみたい気持ちはあります!その時はまた読んでみてくださいね (2020年10月23日 23時) (レス) id: d7d2e93497 (このIDを非表示/違反報告)
ごん - 最初から最後まで読ませていただきました!号泣でした!ソルエンが生きてて良かったです!!ぜひ朱雀と青龍もお願いします! (2020年10月23日 2時) (レス) id: 21f403e99a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きい | 作成日時:2020年2月25日 15時