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ページ21

あ:「ちょ、離してっ!多喜子っ!!」

多:「離し…っケホッケホッ」

多喜子は血を吐いた

あ:「多喜子っ!?」

多喜子が血を吐いた瞬間

臣:「うわっ血を吐いた!!」

と腕を掴んだ臣下たちが離れて行った
あたしはすぐに多喜子のそばに駆け寄り

あ:「多喜子…」

多喜子は王の方を向いて

多:「…王!…ハーガスをっ…止めてくださっ…」

テムダン王は静かに口を開いた

テム:「そうか…玄武の巫女よ…そなたは私と同様にどうやら死の淵にいるようだな…」

テムダンは臣下たちの方を向いて

テム:「全員広間を出よ!この娘たちと私だけで話がしたい」

臣:「それはなりませぬ!!もしここに七星士が現れたら陛下の御身が…」

テム:「私の命を狙うなら予言では女宿…だが娘はそれは違うと申す…ならどちらが真実か確かめようではないか…生きていればこの娘たちを取り返しにあやつはここに現れる!これは永き17年にも及ぶ私と息子の決着なのだ…」






地下
リ:「相当深くにいるのか?」

リムドたちは扉を壊しさらに奥へと進んでいた

チャ:「おい女宿!いつテグが歌わないとも限らねぇ、気をつけろ!」

リ:「分かってる虚宿!お前目がいいんだろ!テグがいないか全体を確かめてくれ!」

室:「と 虚宿さんそうなんですか!?」

チャ:「おめー俺は弓使い!狩りの名手だぞ?どんな遠くの獲物もこの目でしとめてきたんだぜ?…亀裂は下で開けてるみたいだ!そうだな…あと4間くらい」

室:「ぼ ぼくなんも見えないや」

チャ:「…っ!女宿!!」

急にチャムカは顔色を変えるとリムドに向かって叫んだ

リ:「!?」

ドンッ

チャ:「うわっ!」

ハー:「どうやら兄は歌わんようだな」

リ:「ハーガス!!」




テグ:「…音?七星士、何人いる…?」




リ:「俺から盗んだ風の力か…よせ!!俺はもうお前と戦う気はない!お前は同じ七星士だ!テグと一緒に多喜子…巫女に従え!!」

ハー:「フッ そう、お前の力より強力だ。俺はテムダン王よりお前の抹殺を命じられているからな」

リ:「またその話か」

ハー:「それでどうする?玄武を呼び出し…侵攻中の&倶東国を殲滅するのか?それに巫女と娘は今テムダン王の御元にいる」

リ:「なに!?」

ハー:「まだ無事だ。王はお前の首を持ち帰るまで娘たちは切り札に置くだろう。だがどのみち…巫女の方は長くないだろうな」

チャ、リ:「…!なんだって?」

多喜子の秘密→←テムダン



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華音(プロフ) - 初めまして、ふし遊大好きで一通り一気に読ませて頂きました♪いつ原作を読んでいても泣いてしまいますが夢小説を読んで更に泣いてしまいましたがとても楽しかったです(^ν^)ただ、全体的に所々ではありますが誤字脱字が多く見られましたので^^;修正してみて下さい (2022年4月13日 19時) (レス) @page50 id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
きい(プロフ) - ごんさん» 最後まで読んでいただきありがとうございます!ソルエン生きてるのに最後らへんはあまり登場させてあげられなかったのが悔しいです…朱雀と青龍の漫画も読んだので書いてみたい気持ちはあります!その時はまた読んでみてくださいね (2020年10月23日 23時) (レス) id: d7d2e93497 (このIDを非表示/違反報告)
ごん - 最初から最後まで読ませていただきました!号泣でした!ソルエンが生きてて良かったです!!ぜひ朱雀と青龍もお願いします! (2020年10月23日 2時) (レス) id: 21f403e99a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きい | 作成日時:2020年2月25日 15時

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