敵襲 ページ22
麦わらの一味は襲われていた
前方から敵船が向かってきたのだ
だが、一切慌てる様子はない
それくらい麦わらの一味は強いのである
しかし…
あ:「…ンニャ!!」
Aにはその船に見覚えがあった
突然震え出すAを見てローが抱き上げた
ロー:「どうした
あいつらを知ってるのか」
猫の姿ながらも恐怖に怯えたように震えるAを見てただ事じゃないと理解した
サニー号の横にピッタリとくっついたその船
船長らしき男が乗り込んでくると
ローの腕の中にいる猫を見て声を上げた
「こんなところにいたのか!探したぜ〜
飼い主から逃げるなんて悪いペットだな!」
あ:「フーッ フーッ」
毛を逆立てて威嚇するA
「おっと怖い怖い笑
あんなに可愛がってやったじゃねぇかよぉ
お前ほどいい女はいねぇからな!
高く金を払っただけはあったぜ」
その言葉にローの腕に自然に力が入る
そしてそれを聞いていた麦わらの一味も首を傾げた
ナ:「いい女って…この子は猫よ?」
「あ?知らねぇのか?
こいつがただの猫じゃねぇってことを笑笑
こいつはなぁ、悪魔の実の能力者だ
アニアニの実を食べたアニマル人間!
見た目も美しい上にその能力…
どんだけのやつらが欲しがるか!
見たこともない額で売られてたんだよ
ペットとして飼ってやってたのに逃げ出しやがって!」
麦わらの一味は絶句していた
ロー:「チッ 黙れ」
ローが怒りを爆発しそうになったとき
ドゴォォォーン
ルフィがその男を一瞬で殴り飛ばしていた
ル:「Aのことを悪く言うな!
AはAだ!!」
あ:「ンニー」
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作者名:きい | 作成日時:2020年10月1日 5時