図書館戦争✾もう1人の生き残り2✾

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それから時間はすぎ、今日はいよいよ公開討論会だ


私たちは警備に付きながら少年たちを見守る





木「…以上が図書館の自主規制について
市内の中学生三千人に取ったアンケートの結果です
僕らが過度な規制を望んでいないと分かって頂けたでしょうか

本を読む子供は皆純粋に本が好きで
大人達がテレビや映画で感動するようにただ感動したいだけなんです！

本を買うお金が少ない僕らからどうかこれ以上読書の自由を奪わないで頂きたい！」


あ「やるじゃん笑」






しっかり準備しただけあって


少年たちは堂々と発表出来ており…


聞いていた大人たちも納得したのか拍手しながら


少年たちを称えていた






木「……以上で僕たちの発表を終わり……」


会「待ちなさいあなた達！！！」






発表を終えようとした時急に立ち上がったのは考える会の会長






会「こんな発表をして…どういうつもり！？
導いてくれる大人に黙って従っていればいいものを……

判断力の未熟な子供が私たちと同列で論ずるのは間違っています！

……ましてやこんな…
花火でイタズラするような子の意見なんて…！！！」






あ「……異議あり」






笠「！？A…？」


手「おいっ…」







あ「子供たちはきちんと謝罪し貴方はそれを受け入れた
それをそんな風に蒸し返して責めるのは正しいことでしょうか？

子供たちの発表ちゃんと聞いてました？
内容もまとめ方もしっかりしていましたよ
未熟だと一蹴できるものではなかったはず……

大人に黙って従っていればいいって？
ﾊﾊ 判断力が未熟なのはどちらでしょうかね〜笑」


会「っ……」

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