検索窓
今日:44 hit、昨日:7 hit、合計:10,151 hit

74 ページ25

堂「飲みすぎるなよ」






追加でまた注文すれば私にそう言った堂上教官







あ「んぁ?なんれすか〜
あー笠原取られておこですかぁ?どーじょーきょーかん!!」


笠「ちょっ///A〜苦しいってば!」







笠原をギューっと抱きしめながら見せつけるように


堂上教官を挑発すればくだらんと呆れたように言った教官







あ「あ〜それとも教官もされたいんですかぁ?笑笑
仕方ないれすね〜よいしょっと……」







私はケラケラと笑いながらふらつく足取りで反対側に歩いていく


堂上教官の元にたどり着くとそのまま跨るように


向かい合って堂上教官の膝の上に座って抱きしめた







隊「なっ!?////」







笠「Aー!!??///」


小「大胆だね〜笑笑」


堂「なっ!?お、おいっ!!お前早く降りろっ!!///」


あ「やれすっ!!!
どーじょーきょーかんもぎゅーってしてくらさい!!!」


堂「はぁ!?アホか貴様!!
と、とにかく降りろ!水を飲め!!」


あ「やら!!!」ギュー






引きはがそうとする堂上教官に負けないように


さらに力を入れて抱きしめる






あ「ボソッ らって……」


堂「ぁ?」


あ「ボソッ…らって…どーじょーきょーかん…
笠原ばっかり……」


堂「……」


あ「どーじょーきょーかんのお姫様が笠原って分かってますよ
れも……私らって…もっと大事にしてもらい…たい……」スースー







喋りながら私は堂上教官の胸の中で眠りについた







堂「……」


小「あれ?寝ちゃった?」







堂上はゆっくりとAの身体を抱き抱え横に寝かせ


上着をかけてその寝顔を見つめる


Aの目の端からはキラリと光る涙が見えた







"大事にしてもらいたい"か。


シラフのAなら絶対に言わない言葉だ







顔や態度に普段から出さないAの本音を


初めて聞いた気がしてこいつのことを何も分かってなかったと実感した







いつもこいつはどんな気持ちで俺や笠原たちを見ていたのだろうか






堂上は優しく零れる涙を拭って頬を撫でた

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←73



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (21 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
145人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

なおぴ(プロフ) - 更新待ってます! (10月9日 11時) (レス) @page25 id: c1005c97c1 (このIDを非表示/違反報告)
cherry(プロフ) - とっても面白くて一気に読んでしまいました。更新楽しみにしています。 (2023年3月8日 15時) (レス) @page22 id: 7dcc1603c8 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きい | 作成日時:2023年3月8日 3時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。