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玄「どーゆーことだ!何があった!?」


「は…!同行していた防衛員によるとその不審者どもは
会場爆破をほのめかして司令の身柄を要求
笠原一士は司令には介助者が必要だと主張して一緒に車に乗り込んだとのことです……!」


あ「司令……!!」


玄「即刻図書基地に帰還する!!対策を練るぞ!!」






そんな……どうしよう……


司令に何かあったら……でも笠原も一緒で…


今無事なの…?







ポン







小「大丈夫。早く戻ろう」


あ「ハッ 小牧…教官…」








ふいに肩をたたかれ振り向けば小牧教官がいて


背中を押され車へと促された


ふと斜め前の堂上教官が視界に入り


顔を見れば堂上教官も青ざめた顔をしていて……





多分堂上教官は笠原のことが心配なのだろう







急いで基地に戻り大講義室に集まった私たち


後から連絡を受けた警察が到着した


警察が何をしてくれるんだ。






そしてタイミングでプルルルと部屋の電話が鳴った






《我々は稲嶺和市の身柄を貰い受けた麦秋会である!
人質の生命と引きかえに情報歴史資料館より本日引き取った資料全てを我々に開示
立会いの下の焼却処分を要求する!
タイムリミットは今から2時間後!》


玄「あー待て待て
関東図書基地警備総責任者玄田竜助三監だ
2人の無事を確認したい、電話に出してもらえるか」


《……女だけ許可する》


笠《…もしもし、司令も無事です》


あ「っ……!!」







その言葉に心から安堵する







笠《あ、そうだ玄田三監!
Aか柴崎にドランザールの予約取り消すように伝えて貰えます?
今晩飲む約束してたのにこれじゃ行けな……
あっちょっと何よ!!高い店なんだから予約取り消さないとっ……》






ガチャ プーップーッ







あ「…………」







周りのみんなも目が点になってるよ


なるほど、意外と頭が切れるじゃん笠原







あ「立川」


玄「は?」


柴「失礼します!
トランザールは立川のカジュアルレストランです
予約がいるような大層な店じゃないし今日行く約束もしてません」


玄「警察さん!立川だ!」


警「はぁ!?」


あ「急いで!!!」


警「あっ…あぁ!」

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なおぴ(プロフ) - 更新待ってます! (10月9日 11時) (レス) @page25 id: c1005c97c1 (このIDを非表示/違反報告)
cherry(プロフ) - とっても面白くて一気に読んでしまいました。更新楽しみにしています。 (2023年3月8日 15時) (レス) @page22 id: 7dcc1603c8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きい | 作成日時:2023年3月8日 3時

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