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「こっち椅子20脚追加ー」
笠「はーい今行きます!
っと…20脚って結構重い?」
あ「…わぁー嫌な予感がするんだけど……」
ガシャンッ
あ「っ!!!いっ…!!!」
笠「きゃー!!!Aごめんっ!!」
あ「嫌な予感的中だよも〜」
堂「何やっとる貴様!!!
女がこんな大量一気に運ぼうとするなっ!!貸せっ!!」
笠「すみませんっ」
堂上教官は20脚を軽々と持ち上げ歩いていった
今日は図書館の前庭で行われる市民団体のデモ集会
その設営と警備の仕事だ
小「Aさん大丈夫だった?」
あ「何かやらかすとは思ってましたけどまさか巻き込まれるとは笑笑」
小「思いっきり落とされてたもんね」
あ「ピンポイントで親指のとこ落とされましたー
笠原は私に恨みでもあるんですかね〜笑」
と言いながら笠原を見れば手塚とまた言い合いをしていたが
いつものような険悪なムードではなく
仲良い友達同士のじゃれ合いって感じだった
手「仲良くなったよね〜あの二人」
あ「ほんとですね〜
良かった良かったー笑笑」
小「ほんとに思ってる?笑」
あ「思ってますよ〜
もう振り回されたくないんで笑笑」
堂「おいA!サボるな!さっさと動け!」
あ「ゲ…もうほとんど終わってるじゃないですか〜」
堂「まだ終わっとらん!
いいから来い!!」
小「ほらほら動いて笑」
あ「庇ってくださいよ小牧教官!」
ニコニコと笑いながら手を振る小牧教官に
ちぇ…と不満げに呟きながら私は堂上教官に言われるがまま
準備の仕事を再開した
そして準備が終わり、次はデモ集会の警備
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なおぴ(プロフ) - 更新待ってます! (10月9日 11時) (レス) @page25 id: c1005c97c1 (このIDを非表示/違反報告)
cherry(プロフ) - とっても面白くて一気に読んでしまいました。更新楽しみにしています。 (2023年3月8日 15時) (レス) @page22 id: 7dcc1603c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きい | 作成日時:2023年3月8日 3時