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あ「グスッ……あ。
えっと〜…すみません笑」


堂「あ?何が」


あ「それ……」






泣き止んでから指を指したのは堂上教官の胸元


私の涙でグッショグショになっていた






堂「俺が泣けと言ったんだからいい
……もう大丈夫だな」


あ「…はい笑ご迷惑をおかけしました〜」


堂「迷惑だと思ってない
1人で溜め込んだり無理したりするなよ」


あ「またそーやって甘やかすんですから〜
……堂上教官が甘やかすのは可愛い秘蔵っ子の笠原だけにしてくださいよ〜笑」






なーんて言ってみたり……






堂「はぁ?アホか
あいつは秘蔵っ子でも何でもないと言ってるだろうが!
甘やかしてもない!」


あ「フフ…慌てちゃって〜笑」


堂「っ…もういい!ほら、落ち着いたなら業務に戻るぞ!」


あ「はーい」






前を歩く堂上教官の耳は赤くなっていて


それに少しだけ胸がチクリとしたことは気づかないフリをした



自分から話題を振っといて傷つくなんてアホらしい


ドMか私は笑






堂上教官に対して芽生え始めているこの気持ちは


決して育てていいものでは無いのだ


図書隊として生きていく限り。

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あい - とてもおもしろいです!更新楽しみにしてます(✳︎´∨︎`✳︎) (2023年2月19日 22時) (レス) id: 04ab4b9026 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きい | 作成日時:2023年2月14日 7時

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