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あ「堂上…教官」


堂「いい子だ、喋るな」





と耳元で呟いた堂上教官は


そのまま私を引き寄せ人混みを強引にかき分けていく






堂「取材なら図書隊広報でお受けします!
通してください!!」






堂上教官に連れられて私は図書館内へと戻ってきた







あ「……」


堂「……」


あ「…すみません。新聞買えませんでした」


堂「いや、いい。後で俺が買っておく」


あ「堂上教官」


堂「…なんだ」


あ「ナイスタイミングです…
怒鳴りつけるとこでしたー」






ヘラッと笑って見せれば眉間にシワを寄せた堂上教官






あ「さすがの私でもあれは流せなくて……っ…」






ヘラヘラと笑みを浮かべていた私だったけど


さっきの記者の質問を思い返せば悔しくて苦しくて


気づけば涙が零れていた






咄嗟に下を向いて見られないようにした


すると……






グイッ ギュ






あ「っ…」






突然堂上教官に手を引かれ頭を抱え込むように抱きしめられた



もう片方の手は慰めるように背中をポンポンと叩いている






あ「グッ…う…っ…」


堂「思いっきり泣いとけ」






私は全てを吐き出したくなって


そのまま堂上教官の胸で気が済むまで泣いたのだった



















小「いやーしかしすごい勢いで飛び出して行ったね堂上
いつものAさんなら上手くかわせそうだけど今回は内容が内容だからね〜」


手「大丈夫ですかね」


小「まぁ堂上がいれば大丈夫でしょ」


笠「…堂上教官必死でしたね…まさかAのこと……•︠ˍ•︡」


小「堂上取られて拗ねてる?笠原さん笑
いつも笠原さんにかかりっきりだもんね堂上は笑」


笠「べ、べつにそんなっ!!!///
拗ねてなんか…!!」


小(顔に出てるけどな)

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あい - とてもおもしろいです!更新楽しみにしてます(✳︎´∨︎`✳︎) (2023年2月19日 22時) (レス) id: 04ab4b9026 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きい | 作成日時:2023年2月14日 7時

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