図書館戦争✾もう1人の生き残り✾

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警「関東図書基地かぁ〜
刑事になってそこそこ経ちますけど初めて入りますよ
物々しい感じでなんか緊張するなぁ」


警「……物見遊山の心持ちでいたら痛い目見るぞ
これから俺達が対峙する相手は20年前のあの惨劇…
日野の悪夢の生き残りなんだからな」





✾✾✾





ある日のお昼休み


食堂から帰ってきた笠原が堂上教官に言った





笠「あの…日野の悪夢の詳しい資料が見たいです」


堂「座学の基本だぞお前…それを今更…」


笠「す、すみませんっ！
でもさっき柴崎と話してて、今なんか警察が来てるって……
警察となんか因縁？みたいなものがあるとか聞いて
概要は分かってるんですけど詳しく知りたくてっ」






今…なんて？警察？図書基地に来てるって？




ナニヲシニキタ…？




私は勢いよく立ち上がり司令の元に行こうとした







堂「A！？どこへ行く！！」


あ「離してくださいっ！！警察って…！司令が…！！」


堂「！？落ち着け…！！」


あ「なんで警察がっ…あんな裏切り者…！！」


笠「A…？」


あ「何しに来たんだあいつら！！」


小「ただいまーってどうしたの！？」


堂「小牧！Aを抑えろ！」


小「え？どーゆーこと…」


あ「離してってば！！」


堂「アホか！お前が行って何になる！！1回落ち着け」


あ「だって司令は……私の…」







大事な人だから…


助けてくれた…育ててくれた恩人だから…


傷ついて欲しくないんだよ







小「落ち着いた？心配…なのは分かるけどAさんが乗り込んだところで逆に迷惑かけることになるかもしれないよ
わざわざ来たってことは大事な話をしに来てるだろうからね

ほら、休憩も終わるし仕事に戻ろう
Aさん切り替え。出来るよね」


あ「…はい」


小「偉いね、頑張ろっか」


あ「……らじゃ」

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