検索窓
今日:42 hit、昨日:9 hit、合計:21,299 hit

39 ページ40

休憩時間





あ「あー…ずっと座ってるとしんどいなぁーっと」





お昼でも買ってくるかと立ち上がれば


先にご飯を買いに行っていた堂上教官や小牧教官が戻ってきた






小「今日は真面目に頑張ってたね〜」


あ「だからいつも真面目なんですけどー笑」






そりゃあ手塚たちの衝撃的な展開を目の当たりにしちゃ


サボるより真面目に仕事した方が気が紛れたなんて言えない





堂「いつもそのくらいやれ」





と堂上教官が私の背中を叩いた





あ「っ……!!!」





や、やめてーっ…


ピンポイントで痣のとこやられた…!





堂「A!?す、すまんっ…
そんな強く叩いたつもりじゃないんだが…」


あ「っ…いやぁ〜堂上教官の軽くは軽くじゃないからー笑笑」


小「たしかに笑笑」





なんとかごまかせたかな


私は財布を手に取りお昼買ってきまーすと閲覧室を飛び出した


















堂「……あんな痛がるか?」


小「無意識に力強くしちゃったんじゃないの?」




手「…………あの。」




堂「?どうした」


手「Aのことで…」


小「Aさん?」


手「はい……
Aには言わなくていいって言われてましたが…」





………………






堂「はぁ!?……あのバカ!なんで言わないんだ」


小「それは…だいぶ無茶なことを……」


手「そーゆー柄じゃない…本が無事なら守ったのが誰だっていいだろうと言ってました。
だけど俺は1番無茶をしたAが誰にも評価されなかったのが見てて歯がゆくて…その」


小「まぁAさんらしいよね笑」


手「落ちた時背中打ってたので多分痛がったのはそれが原因かと……」


堂「…あいつ」







堂上はあの日のことを思い出して頭を抱えた







堂(俺は…あの時どうした…?
笠原と同じ場所にいたあいつに何か声をかけたか?

いや。何も言えてなかった…
笠原のことに必死で……クソ…)

40→←38



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (11 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
55人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

あい - とてもおもしろいです!更新楽しみにしてます(✳︎´∨︎`✳︎) (2023年2月19日 22時) (レス) id: 04ab4b9026 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:きい | 作成日時:2023年2月14日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。