図書館戦争✾もう1人の生き残り✾ (ページ39)

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あ「手塚よろしくー」

笠「えっ……！」

笠原のフォローを手塚に任せればため息をついた手塚は

笠原に何が分からない？と聞く

ｶﾁｶﾁ

手「これで大丈夫だ」

笠「あ、ありがとっ助かったっ…！」

手「……返事。いつ聞ける？」

……は？なんの話をしとるんだこいつらはー！！

笠「え、えっ…えっと
ごめんっ…いつまでとかちょっと無理…混乱してて」

手「…分かった」

そう言った手塚はしれっと私の横に戻ってきて仕事を始める

ちらりと笠原を振り返れば

笠原は机に死んだように突っ伏していた

なるほど……

笠原のさっきの態度はこれか

あ「ｺｿｯ手塚って笠原のこと好きだったん？」

手「？いや……付き合ってくれとは言ったが……」

あ「…はぁ…？」

なんだこいつ。分からん。こいつの思考が分からん

なぜ好きじゃないのに付き合ってと頼む？

そりゃ笠原もびっくりだわ

あんな仲悪かったのにいきなり付き合ってくれなんて言われたら

あーなるわ

てかどーゆー流れでそうなった！？

…………いや。アホらし

考えるだけ無駄だ。やめたやめた