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笠「あのっ…すみませんでした…あたし」






落ち着いたころ笠原が申し訳なさそうに堂上教官に謝ろうとした






堂「…お前は脊髄で物を考える癖をどうにかしろ」


笠「なっ!?」


堂「頼むからっ……!!
囲まれて援護もなしに走って突破しようとか考えるな!!」






堂上教官は苦しそうな表情で笠原の両肩を掴み怒鳴った






笠「……すみませんでした」


堂「…」












あ「……イタ…」






私はそんな2人に背を向けてその場から立ち去る











手「お前はどこも怪我してないのか?」


あ「…手塚。
してないよー、死ぬかと思ったけどね〜」


手「すまん、俺が笠原を止めてれば」


あ「ほんとだよーびっくりしたんだから〜
でも手塚が無線入れてくれたんでしょ?
あれはまじで助かった

あそこで堂上教官来てなかったら笠原が撃たれてた」


手「堂上二正たちが間に合って良かった」


あ「…ほんとだね笑」









そしてその後、怒られはしたものの笠原は本を守り抜いたと


称賛されよくやったと隊員たちに褒められていたのを見て


手塚が私の名前なんて出そうとしたもんだから



私は慌ててそれを止めた










手「体張って守ってたのはお前の方だろ」


あ「いやぁそーゆー柄じゃないからさぁ笑笑
本が無事なら守ったのは誰だっていいじゃん」


手「まぁ…お前らしいっちゃお前らしい…のかもな」


あ「そーゆーこと〜」



















その中で堂上教官が良くやったなんて


笠原の頭を撫でているのを見れば……



















まぁ…私も少しだけ堂上教官に褒められたかったな……


なんて思ったりもして…

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あい - とてもおもしろいです!更新楽しみにしてます(✳︎´∨︎`✳︎) (2023年2月19日 22時) (レス) id: 04ab4b9026 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きい | 作成日時:2023年2月14日 7時

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