図書館戦争✾もう1人の生き残り✾

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ﾊﾟﾝｯ ﾊﾟﾝﾊﾟﾝｯ




柴崎の言った通り館長室に着くと既に何名かの良化隊員がいて


私たちに容赦なく銃を発砲してきた





笠「っ…殺す気で撃ってる……」


あ「当たり前。
あいつらはそんな奴らだよ」





襲撃の恐ろしさを目の当たりにした笠原は震えた声で呟いた


そうだ、あいつらはそーゆー奴らなんだ


日野の悪夢の時だって……





あ「…！見て、背嚢背負ったやつがいる」


手「奪った本を持ってるぞ」


笠「っあいつ…上へ逃げる！」





その中の1人、背嚢を背負ったやつが階段を上り上に逃げていく



そのとき





堂《A、笠原、手塚！！そこにいるか！？
お前らは逃げたやつを追え！他のはこっちで引きつける！》





という堂上教官からの無線が入った


こーゆー時の堂上教官の声ってなんか気合い入るよね






あ「非常階段から屋上に回るか」


笠「屋上！？」


あ「逃げたやつの背嚢にザイルが結わえてあったからねー
多分…リペリングで逃げるんじゃない？」


手「…よく見てるな」


あ「行こ！」






急いで非常階段を登り屋上へ向かう


ｶﾞﾁｬ




屋上の扉を開ければ案の定奴はリペリングで逃げようとしていた






あ「させるかっ！」







ﾊﾟｧﾝｯ



銃でそいつの足をうち抜けばその場に蹲るように倒れた男






笠「あたしじゃ絶対当たらない…」


手「拘束するぞ！」






倒れた男を拘束しようと走って近づいた時だった






ﾌﾞﾝｯ

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