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それから数日
笠原は業務を早くこなせるほどに成長していた
あ「……のはいいけど何あの顔…」
笠原の顔にはびっくりするほどニキビができている
小「特訓の弊害らしいよ笑笑
柴崎さんに分類法とか図書館業務のコツ夜な夜な教わってるらしいんだけど
おさらいテストで間違えると罰ゲーム、1問につきチョコ1個食わされるんだって笑」
あ「うげー…しんど」
堂「ブハッ 何やってんだ
ていうかどれほど間違えてんだあいつは」
そう笑った堂上教官は少し嬉しそうだった
そして更に1週間後…
笠「今日から私も当館リクエストやらせてくださいっ!」
と朝から元気に叫ぶ笠原
その顔には1週間ほどのニキビは無くなっていた
堂「……チョコは食わずに済むようになったのか」
笠「なっ…んでそれを!?」
堂「小牧に聞いた
…よし、当館リクエスト入ってみろ
ついていけなかったらすぐに戻すからそのつもりでな」
笠「はいっ!!」
やる気に満ちていた笠原
手塚や私の元へ来て謝ってきたが、手塚はそれを無視する
まだ敵対視するのかこいつは…
あ「これで私も少し仕事が減るかな〜」
堂「ほぅ…堂々とサボり宣言か?」
あ「ギク…そ、そんなわけないじゃないですかぁ〜笑笑
さぁ仕事仕事!頑張りましょ〜ねー」
業務がスタートし笠原も走り回る
勉強の甲斐あってか使えるレベルにまで達していて
1人増えただけでだいぶ仕事が楽になった
あ「わーやりやすい
ちょーっと歩いたって全然余裕なんだから〜」
堂「A!!サボるな!!」
あ「サボってませんー!!!」
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あい - とてもおもしろいです!更新楽しみにしてます(✳︎´∨︎`✳︎) (2023年2月19日 22時) (レス) id: 04ab4b9026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きい | 作成日時:2023年2月14日 7時