図書館戦争✾もう1人の生き残り✾

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会話に入らなきゃ良かった…


そう思った時





堂「お前の俺に対する評価はよーく分かった
"チビで性格の悪いクソ教官"…
俺も人間だからたまたま耳に入った罵詈雑言が指導に影響しないとは言い切れんが」





トレーを持った"クソ教官"こと堂上教官と


堂上教官と同期の小牧教官が笠原の後ろに立っていた






わー…笠原タイミングわるーい






とりあえず面倒事には関わりたくないので


2人とは無関係を主張するかのように空気に徹する






だけどその2人が座ったのは私の隣






つまり私は今笠原たちと教官2人の板挟み状態だ






笠「柴崎行こう！失礼します！！」






堂上教官が来た途端残りを一気に口に詰め込んだ笠原は


そう言ってトレーを持って立ち上がった



その時



ｶｻｯ






笠原のポケットからくしゃくしゃのハガキが落ちた






堂「おい、落としたぞハガキ」


笠「！いいんです。捨てといて貰えますか？
親にそんなハガキ出したら連れ戻されちゃう」






振り返ることなくそう言った笠原は柴崎と共に食堂から出ていった







小「あれ、Aさん一緒に行かないの？」


あ「いや、一緒に食べてたわけじゃないんで〜」


小「あ、そうなの？」


あ「そーです」






内容を読んでビリビリ破る堂上教官






あ「堂上教官、笠原にめっちゃ嫌われてるんで
もうちょい優しい訓練にしてくださーい」


小「ﾌﾞｯ…面白いこと言うね笑
そうだよ堂上、もちょっと指導方法変えたら？」


堂「アホか、絞られてへこたれる程度なら辞めりゃいい」


あ「えー私絞られてへこたれちゃうから辞めたほうがいいですかー？」


堂「……お前」


あ「嘘ですって笑
じゃお先に失礼しまーす」






さすがに顔怖かったから逃げよーっと笑笑

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