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関東図書基地図書特殊部隊は総勢50名弱…
隊は5名前後の小班で編成され
今年は堂上教官が小牧教官を補佐として
私、笠原、手塚を受け入れた5人編成の新班長に就任した
あ「よりによってこの班になったのかー……」
メンバーからみてもうめんどくさい
今年は厄年なのでは？と私はひっそりと肩を落とした
そんなある日、堂上教官によって"日野の悪夢"の話が出た
あ「ﾋﾟｸｯ」
笠「日野の…なに？日野図書館なら知ってるけど……」
その言葉に私は無意識に拳を握りしめた
堂「座学の基本だぞ笠原っ！！
日野の悪夢について説明してやれ手塚」
そう言われた手塚は笠原に日野の悪夢について説明
それでも笠原は頭にハテナを浮かべているようで
私はその姿に少しだけ苛立ちを覚えた
手「どういうつもりで図書特殊部隊にいる？」
笠「は？」
手「何故か選ばれて驚いたけど今まで通り頑張ろう
…そんなところか
低い意識で隣に立たれると不愉快なだけ」
手塚は笠原にそう吐き捨てた
笠「なっ！？なにあれ！！
ねぇA！何なのあいつ腹立つよね」
あ「さすがに図書隊員として日野の悪夢知らないのは有り得ないんじゃない？
言い方もあるだろうけど手塚が言ってることは間違いじゃないと思うけど。
笠原知らなすぎ」
笠「えっ…」
ほら、めんどくさい。
やっぱり今年は厄年だ
夜、自室に戻り私は1冊の絵本を手に取った
所々黒く汚れていてボロボロの絵本
あ「……お父さん、お母さん」
大切に撫でながら私はそう呟いた
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あい - とてもおもしろいです！更新楽しみにしてます(✳︎´∨︎`✳︎) (2023年2月19日 22時) (
レス) id: 04ab4b9026 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きい | 作成日時：2023年2月14日 7時
