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私たち新隊員の教育期間も終わろうとしていた頃




あ「呼ばれた…基地司令に…」




私は司令室に呼び出されそこに向かえば


ドアの前でウロウロしていた笠原を見つけた




あ「何やってんの笠原〜」


笠「え!も、もしかしてAも呼び出された!?
じゃ…じゃあやっぱり何かやらかしたんだ!!」


あ「ちょっと失礼すぎるな〜
私がそれで呼び出されるなら全部あんたに巻き込まれたものですけど笑」


手「笠原一士にA一士?」





後ろからもう1人……呼び出されたのか司令室にやってきた





あ「……だれ」


手「手塚光、あんたらと同じ新隊員だ」


あ「ふーん」






ま、興味は無いけど……


手塚も同じなのかそれだけ言うと私たちより先に


司令室の扉をノックして中に入ろうとした






手「手塚一等図書士入ります」






笠原も慌ててその後ろに続く


この中に司令がおられる……


私は1度深呼吸をしてからその後ろに続いた






あ「A一等図書士入ります!」




司「お待ちしておりましたよ」






そう言って穏やかな笑みを浮かべるのは


関東図書基地司令の稲嶺和市…私の養父だ


その横には玄田、堂上、小牧の順で教官たちも並んでいる






笠「えぇ!おじさん何でここに!?」






突然隣から聞こえたその声に……






あ「は?この方は司令だよ!!!」


笠「ビクッ…え…」






笠原の肩を掴んで睨みながらそう言えば


笠原は一瞬怯えたように身体を震わせた






堂「!?A!!」


司「Aさん、いいんですよ」






優しいその声が聞こえ、私は笠原の肩から手を離した






堂(どうしたんだこいつは…司令とお知り合いか?)






誰1人事情を知らないため


その場にいた全員が殺気を放ったAに言葉を失っていた

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あい - とてもおもしろいです!更新楽しみにしてます(✳︎´∨︎`✳︎) (2023年2月19日 22時) (レス) id: 04ab4b9026 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きい | 作成日時:2023年2月14日 7時

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