公安所属の少女が雄英高校ヒーロー科でヒーローを目指す話。そのに！ (ページ45)

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地下通路ページ45

家の中に入りサーナイトアイが予知で見たという隠し通路のある場所までやってきた

あ「ここか……
通路開いた瞬間また出てくる可能性がありますね」

緑「気をつけないとね…」

あ「それにまだ中心メンバーの治崎たちが姿を見せてない
早くしないとエリちゃんを連れて逃げてしまう…」

隣では切島くんが子分に押し付けて逃げるなんて男らしくないと怒っていた

そんな間にもサーナイトアイは通路を開くボタンを押しており

目の前の壁がゆっくり動いて通路への入口が開く

ｶﾞﾊﾞｯ

「なんじゃてめぇぇらぁぁぁぁ！！！」

あ「っ！！」

隠し通路が出てきた瞬間、そこから3人の男が飛び出してきた

だけど私が個性を使おうとする前にイレイザーヘッドと

ナイトアイのサイドキックであるバブルガールとセンチピーダーが3人の動きを封じた

バ「追ってこないよう大人しくさせます！
先行ってください！すぐ合流します！！」

切「疾ぇ！！」

サ「行くぞ！！」

バブルガールたちを置いて私たちは先を急ぐ

サ「もうすぐだ、急ぐぞ！」

唯一道を知るナイトアイの先導に従って走り続ける

しかし、道を曲がった瞬間

あ「っえ！？」

ロ「！！行き止まりじゃねぇか！！
道あってんだよな！？説明しろナイトアイ！」

そこは壁で塞がっていて行き止まりだったのだ

通「俺見てきます！！」

そう声を上げた通形先輩が走ってその壁を突き抜けて行った

その数秒後戻ってくると

通「壁で塞いであるだけです！ただかなり厚い壁です」

あ「治崎の個性なら可能か…」

ファ「小細工をっ！！」

緑「こられたら困るって言ってるようなもんだ！！」

切「そだな！！妨害できてるつもりならめでてーな！！」

そう言った2人はプロヒーローたちよりも早く動き

一瞬で目の前の分厚い壁をぶっ壊した

ロ「……ちったぁやるじゃねぇか」

ファ「先越されたわ」

あ「学生舐めんなっての…」

相「A」

あ「はい…すみません…」

通「進みましょう！！っ！？」

あ「わっ……！！」

道が開きまた先を進もうとした時だった

道がｸﾞﾆｬﾘと歪んで動き思わずバランスを崩した

相「っと…大丈夫か？」

あ「はいっ…ご、ごめんなさい」

咄嗟に隣にいたイレイザーヘッドに支えてもらったが

道のうねりは止まらない