アジト ページ5
あ「ん……」
目を覚ますとそこは合宿先ではなく
ヴィランのアジトと思われるバーの中だった
身体は拘束されており隣には同じように拘束された爆豪くんがいた
死「やっと起きた……
早速だが爆豪勝己くん…AAちゃん……
俺の仲間にならないか？」
死柄木が私たちに向かってそう言う
爆「ﾊｯ…寝言は寝て死ね」
あ「同感」
何言ってんだこいつと思いながら答える
その時荼毘がいきなりテレビをつけたのだが
そこには雄英高校の記者会見の様子が映っていて……
あ「！相澤先生……」
いつもと違い、スーツ姿の相澤先生が頭を下げているのが見えた
それから私と爆豪くんについて記者から質問攻めにあっていた
相澤先生を責めるような言い方ばかりで
私の拳には無意識に力が入る
あ「ﾁｯ…お前らが同じ目に合ってみろよばーか」
そう呟くと聞こえていたようで死柄木は笑っていた
死「君もなかなかいい性格してるね？」
あ「あんたらの仲間になる気は微塵もないけどね」
死「知ってるよ？君の個性を欲しがってるヴィランがたくさんいること…
ヒーローよりヴィランの方が活躍できるんじゃない？」
あ「"口を閉じろ"」
死「ﾝｸﾞｯ……」
死柄木に向かい個性を発動すれば喋れなくなった死柄木
しかしすぐに私は死柄木によって首を絞められた
あ「ｸﾞｯ……」
爆「っ！！！てめェ！！」
あ「っ……"放せ"」
死「っ……」
私から離れる死柄木
あ「ｹﾞﾎｯ……ﾊｧﾊｧ……」
未だ喋れない死柄木は段々イライラして来ているのが分かる
隣にはまだ拘束されたままの爆豪くん
このままだと何をされるか分からないので私はとりあえず個性を解除した
死「っとにいい個性だよね……ムカつくくらい」
あ「そりゃどーも」
死「残念だよ……君たちとは分かり合えると思ってたのに」
そういった後死柄木は"先生"と呼び誰かと話し始めた
爆「先生ぇ…？テメェがボスじゃねぇのかよ」
死「黒霧、コンプレスまた眠らせておけ」
死柄木が黒霧とマジック男にそう言った時……
？「どーもぉ…ピザーラ神野店でーす！！！」
という声が聞こえ…
ｽﾏｰｯｼｭ！！！！！！
ﾄﾞｺﾞｫｫｫｫﾝ
オールマイトを筆頭にたくさんのプロヒーローたちが入ってきたのだ
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作者名：きい | 作成日時：2022年12月8日 17時
