お隣 ページ35
あ「……グ、グラントリノさん……」
グラントリノさんは急にふられ驚いた顔をしていた
グ「お前さん、まさか学校の教師にも今まで内緒にしてたのか！？」
あ「こ、校長先生すら知りませんでした…」
そう言えば頭を抱えるグラントリノさん
相澤先生はそんな私を疑うような目で見てくる
あ「あの…えっと…制服じゃないのはすみません…勘違いしてて
インターンっていうかこの案件のことはその…急に決まったことだったから…連絡が遅くなって……みたいな」
相「……急に決まった…ねぇ」
あ「っ……( º^º; )」
相「まぁいい……警察との関係その他諸々お前には詳しく聞きたいことがある
それは後だ、とにかく会議が始まるから気を引き締めろ」
あ「……はい…」
これは全てを話すことになりそうだ
こんな形で今まで隠してきたことがバレるかもなんて……
ﾊｧ……気が重いなぁ
テンションが一気に下がってしまったが
サーナイトアイの声掛けで私たちは会議室へと入る
みんな事務所ごとに座っていたので
私もグラントリノさんの隣に座ろうとすると…
相「お前はこっちだ」
と手を引かれ強引に相澤先生の隣に座らせられた
ドキッとしたけど違う……これは明らかに監視のためだ(ｰｰ;)
それからサーナイトアイとそのSKたちによって
今回の案件の話が進められる
死穢八斎會についての情報共有とやつらの目的…
その内容を話し合うようだ
「雄英生とはいえガキがこの場にいるのはどうなんだ？
話が進まねぇや
本題の企みに辿り着く頃にゃ日が暮れてるぜ」
プロヒーローの1人が緑谷くんたちを見て言った
ｶﾁﾝ……
あ「…そーやっていちいち口出す方が話止まるんじゃないんですか？
てかこんなガキでも呼ばれたんですけど？
それはプロヒーローとして…ﾓｶﾞｯ」
相「もう黙れ、余計ややこしくなる…
すみません、こいつのことは無視して結構ですので
どうぞ続けてください」
相澤先生に口を塞がれ強制的に口を閉ざされる
緑谷くんが苦笑いしてるのが見えた
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作者名：きい | 作成日時：2022年12月8日 17時
