挨拶 ページ26
次の日の朝、始業式
なぜか緑谷くんと爆豪くんは制服に着替えず掃除をしていて
あ「……謹慎？
この一晩で何があったの？」
緑「ﾊﾊ…ちょっと喧嘩しちゃって…」
あ「喧嘩って……」
見れば所々包帯を巻いていた2人
いや、幼なじみコンビ仲悪いのは知ってたけどさ……
あ「……アホやね〜
始業式だってのに笑」
麗「仲直りしたん！？」
緑「仲直りって言うか……そもそも喧嘩っていうのも……
うーん…説明が難しい」
あ「まぁ別に迷惑かけられた訳でもないし
謹慎中掃除頑張ってねー」
緑「ｱﾊﾊ……うん…笑」
まぁどうせ吹っかけたのは爆豪くんだろう…
失礼だけど勝手にそう思いながら私は学校へと向かった
あ「…お！おーい心操くんおはよ」
心「！おはよ」
始業式のためグラウンドへ向かう途中見覚えのある後ろ姿を発見し私は隣に行って挨拶をする
心「ヒーロー科、仮免試験だったんでしょ？」
あ「うん、無事受かったよ」
心「そっか、おめでとう
俺も早く追いつかないとな」
あ「心操くん休みの間結構頑張ってたでしょ
身体ちょっと大きくなってるじゃん！」
心「そう見える？
うん、トレーニングは毎日やってたんだ」
あ「そっか
私ももっと頑張んないとな…」
昨日の公安委員長からの返信を思い出しながらそう答えた
心「……そーゆーのってさ、やっぱり報告すんの？合格したとか」
あ「え？あ…うん
てかここでその話は……ｼｰｯ！！」
心「悪い、声落としたつもりだったけど…
それでなんか言われた？ｺｿｯ」
あ「…まぁ…合格は当たり前だからもっと頑張れって…ｺｿｯ」
心「そっか
結構大変なんだなA」
あ「全然
私より危険な任務こなして頑張ってる人知ってるから……」
ホークスの顔が浮かぶ
心「…えっと…俺に何か出来るわけじゃないけど…まぁ…
話くらいは聞けるから」
少し照れくさそうにそう言った心操くん
あ「…ありがとう笑」
それからクラスで並ぶため心操くんと別れた
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作者名：きい | 作成日時：2022年12月8日 17時
