合流 ページ3
私と爆豪くんはみんなに囲まれて走っていた
……ハズだった
一瞬何か違和感を感じた瞬間
私は吸い込まれるような感覚に陥って何かに閉じ込められたのだ
それは爆豪くんも同じだったようで
吸い込まれる瞬間、爆豪くんの珍しく焦った顔が見えた
A、爆豪以外side
障「麗日！？」
森を突っ切っていた障子たちは途中に抜けた道で
ヴィランと交戦していた麗日と蛙水と遭遇
蛙「障子ちゃん、みんな…！！」
2人の視線が障子たちに向いた瞬間
交戦していたヴィランに逃げられる
轟「なんだ今の女……」
蛙「敵よ、クレイジーよ…」
緑「麗日さん怪我を！！」
麗「大丈夫、全然歩けるし…っていうかデクくんの方が！」
常「立ち止まってる場合か、早く行こう」
緑「とりあえず無事で良かった…そうだ一緒に来て！
僕ら今かっちゃんとAちゃんの護衛をしつつ施設に向かってるんだ」
麗「…………ん？」
蛙「爆豪ちゃんとAちゃんを護衛？
…………その2人はどこにいるの？」
その言葉に緑谷たちは振り返る
緑「？何言ってるんだ、2人なら後ろに……！！！？」
後ろにはAと爆豪の姿はなかった
この非常時、誰も油断する人間なんているハズなかったのに…
その時
？「その2人なら…俺のマジックで貰っちゃったよ」
聞こえたその声に振り返るとヴィランと思われる1人の男が
木の上に立っていてその手には2つのビー玉のようなものが握られていた
？「こいつらはヒーロー側にいるべき人材じゃあねぇ
もっと輝ける舞台へ俺たちが連れていくよ」
緑「っ！？！？返せっ！！！！」
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作者名：きい | 作成日時：2022年12月8日 17時
